ONETIME×FULLTIME
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20歳を迎えた年の最後に思うこと少し

1.ざっと思うと
1年の終わりにその年の総括をするのは別に不思議なことではないでしょうが、客観的に見て20歳を迎えた年というのは人生の節目として考えを改めるというか、今までの懺悔というか、何かにつけて反省をする機会が多かったように思えます。

ただ今年は例年に比べて、その反省1つ1つにかける時間も不十分で、自分の頭の中で思考を深めることも少なく(もともと少ないのに輪をかけて)、目の前におかれたことをこなしていくだけの不真面目な生き方をしてきました。


今年1年を振り返ると(というかtwilogで見たのですが)、最初の1ヶ月は真面目っぽい雰囲気でした。
「今年のキーワードは『立場』だ」とか言っちゃって、意識高い()学生の勢いが続くと思いきや、
1年終わってみればなんだこりゃ。
「立場をとる」という言葉の意味も理解できていなかった自分にがっかりです。


目標を立てて、それなりにやることが机の上に積まれていれば自然と何とかなると思っていた1年前のおれ、おい、お前浅はかだったぞ。自分の愚かさを見くびるな。


真面目系クズとはよく言ったものです。やっぱり時代はアウトローですね。
クールに。スマートに結果を残せるようになりたいものです。
(おれのイメージはクールでスマート。俳優でいうと原田芳雄?)

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2.ちょっと考えてみると
話はそれましたが2011年の自分の分析をしましょう。
今年自分に一番欠如していたものは、「予測力」だったのではないかと思います。

実はこれ、自分にとっては由々しき事態なのです。
なぜなら「予測」なんてのは、人間の、ひいては生きとし生けるものの本質的才能であるのに、
それなものに「力」なんてつけて仰々しくするとは。


新書で有名スポーツ選手が書いたら売れるかもしれないタイトルですね。



さて「予測力」の欠如。これは単純に習慣の問題かもしれません。かもしれない、というか、そうです。
習慣の欠如です。
少しカッコつけて言うと仮説検証の怠慢ってかんじでしょうか。

・・・なんか違いますね。スマートじゃない。


「○○を今日中にやろう。やらなければ××になる(だろう)」
この「××になる」の部分のイメージが必ずしも毎回、ある程度の恐怖感を持ったものではなかったことが原因でしょう。


スペインにはこんなことわざがあります。

「きっと明日は週で一番忙しい日だ」

現在志向バイアスによって将来の利益をよりも目先の満足を選んでしまうことは、
結果として(実証的に)ぼくの場合のように、ストレスフルな未来を導くこととなるのです。
そのためには、1日を過ごすことのリスクを軽視できない。

「お前が無駄に過ごした一日は、誰かが必死に生きようとした明日なんだ」

中2病と言われてしまってはそれまでですが、この言葉は本質を捉えています。
「お前」とは今のぼくであり、あなたであり、そして「誰か」とは過去のぼく、過去のあなたなのです。


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3.最後に
ぼくがやることはただひとつ。
予測を習慣に組み込む。ただそれだけです。


心理学には「馴化:habtuation」という概念があります。
一定の刺激が繰り返し与えられると、その刺激に対しての反応が徐々に弱くなってしまう現象を指すのですが、個人的にはまず当面はこれを目指したい。
新たな出来事:積まれていく課題に対して、いちいち慌てふためくことはもう嫌なんです。うん。

刺激ある毎日の中でこなすところは馴化状態へ。そして勝負するところには鋭敏に。こんな2012年。


というわけで、来年の過ごし方のテンプレとしては、
毎日毎日を人生の下位目標として、
1分1秒を1日の下位目標として、
小さなゴールを1つずつクリアしていきたいです。




・・・というのは真面目すぎるので、やっぱり2012年はアウトローに、カッコよく行きましょう。
彗星のように現れ、そして去っていった彼の言葉はまさしくアウトローと言ってよいでしょう。
最後はこの言葉で終わります。
みなさん良いお年を!


「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ」





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【追記】:
書いている間に2012年になってしまいました。
今日限り、というのもなかなか難しいものです。
昨年お世話になったみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。



こうめい
@koumei_hiro

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