【現実逃避】MHまどか☆マギカ 第1話【SS】 | ごずのイザナミトレード記録+α

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基本的にはイザナミを使ったシステムトレードの記録です。
数字だけは日々記録していたのですが、トレードで感じたことやロジックのアイデアなんかも記録しておきたかったので、ブログをはじめました。

あと、どうでもいい話も書くと思います。


注意事項
1.これは株式投資の損失から現実逃避をするために作られた妄想の垂れ流しです。
2.2chで言うところの「SS」に準じた形態をとっています。
3.独自の解釈、2次的な設定、公式設定の無視、キャラの崩壊などもあるかもしれません。
4.モンハンの知識は基本的にP2GとP3のみを元にしています。
5.無断転載は禁止です。ただ事前に連絡して頂いて、当サイトのリンクを張っていただけるのであれば基本的にお断りすることはありません。
6.以上の事項に納得の上、お読みください。




吹き荒れる嵐。破壊され廃墟同然となった街。
見たこともない、強大な絶望。


そして、たった一人で強大な絶望に立ち向かっていく少女。


まどか「ひどい・・・」


QB「仕方がないよ。彼女1人では荷が重すぎたんだ」


まどか「そんな・・・あんまりだよ!こんなのってないよ!」


QB「それは彼女も覚悟の上だろう」


絶望に立ち向かっていく少女がこちらに気が付いたのか遠くで何かを叫ぶが、声は届かない。
代わりに聞こえてくるのは目の前の白い獣が発する、何故か耳障りな声だけ。


QB「諦めたらそれまでだ」


QB「でも、君なら運命を変えられる。君には、その力が備わっているんだ」


まどか「本当なの?本当に私なんかに、こんな結末を変えることが出来るの?」


本当は聞きたくない。理由は分からないが、この白い獣の声は聞いてはいけない気がする。

だけど、無視することも出来ない。

言葉のひとつひとつが、心の隙間を突いてくる。


QB「もちろんさ!だから僕と契約して・・・」


QB「モンスターハンターになってよ!」


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朝日に暖められた空気。整理され整えられた部屋。
腕の中には見慣れた、お気に入りの人形。


そして、寝起きの、おそらく相当に間の抜けた顔をしているであろう自分。


まどか「・・・・・。はぁ、夢オチィ?」


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いつもと同じ朝。
いつも通り寝起きの悪い母親を起こし、父親の作ったいつも通り美味しい朝食を食べる。
いつも通り仲のいい友人達と待ち合わせて、いつも通りふざけ合いながら登校する。


そんな、いつも通りの日常・・・そのはずだった。


先生「はい、では今日は転校生を紹介します」


さやか「そっちが後回しかよ」


先生「では暁美さん、いらっしゃい」


ほむら「・・・」スタスタ


さやか「うわぁ、すげぇ美人・・・」


まどか「・・・えっ!?」


まどか「うそ・・・まさか・・・」


まどか(今朝の夢で戦ってた女の子!?)


先生「じゃあ、自己紹介いってみよう!」


ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」


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休み時間。


仁美「不思議な雰囲気の方ですわね」


さやか「ねぇまどか。あの子、知り合い?さっき思いっきりガンとばされてなかった?」


まどか「いや・・・えっと・・・(知り合い・・・じゃない、はずなんだけど何て説明したらいいんだろ・・・)」


さやかの質問にまどかが困っていると、ほむらが急に立ち上がり、こちらに近づいてきた。


ほむら「鹿目まどかさん。あなたがこのクラスの保健係よね」


まどか「え?いや、えっと・・・」


ほむら「連れて行って貰える?保健室」


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放課後


ほむら『鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしている?』
ほむら『もし、本当に大切にしているのであれば今と違う自分になろうなんて、絶対に思わないことね』
ほむら『さもないと、全てを失うことになる』
ほむら『あなたは鹿目まどかのままでいればいい。今まで通り、これからも・・・』


さやか「えぇ!なにそれ!?」


まどか「訳わかんないよね・・・」


さやか「文武両道で才色兼備かと思えば、実はサイコな電波さん。くぅ~、そこが萌えかぁ?萌えなの

かぁ?」


仁美「まどかさん。本当に暁美さんとは初対面ですの?」


まどか「うん。常識的にはそうなんだけど・・・」


まどか「あの子と夢の中で、会った、ような・・・」


さやか・仁美「ぷっ。あははは」


さやか「何それwまどかまでキャラ立てし始めたよwww」


まどか「酷いよ、私本気で悩んでるのにぃ」


仁美「夢は深層心理の表れともいいますし、昔どこかで会ったことがある彼女の印象が、夢に出てきたの

かもしれません」


まどか「う~ん・・・そうなのかなぁ・・・」


仁美「もちろんただの偶然かもしれませんけど。では、わたくしはそろそろお茶のお稽古の時間ですのでお先に失礼させていただきますわ」


さやか「お嬢様は大変だねぇ。小市民に生まれてよかったわ」


まどか「じゃあ私たちも行こっか」


さやか「あ、まどか。帰りにCD屋、寄っていってもいい?」


まどか「いいよ。また上条くん?」


さやか「えっへっへ。まぁね~」


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CD屋。


まどか「~~~♪~~~♪」


???『・・たすけて・・・』


まどか「・・・え?」


???『たすけて・・・まどか・・・』


まどか「え?え!?」


???『ボクを、たすけて』


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改装中フロア。


まどか「誰?誰なの?」


???『たすけて・・・』ドサッ


まどか「きゃ!」


まどか「酷いケガ・・・あなたなの、私を呼んだのは・・・」


QB「たすけて・・・」


ほむら「そいつから離れて」


まどか「え?ほ、ほむらちゃん!?」


ほむら「聞えなかったかしら。そいつから離れて」スタスタ


まどか「え、だってこの子、ケガしてる・・・だ、駄目だよ!酷いことしないで!」


ほむら「あなたには関係ない」スタスタ


さやか「まどか!こっち!」消火器ブシャー


まどか「さやかちゃん!」タッタッタッ


ほむら「くっ・・・!」


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さやか「何よあいつ!今度はコスプレで通り魔かよ!」タッタッタッ


さやか「つか、何それ?ぬいぐるみ、じゃないよね?生き物?」タッタッタッ


まどか「分かんない・・・分かんないけど、この子、助けなきゃ!」タッタッタッ


さやか「あれ?非常口は?・・・どこよここ!?」


まどか「変だよここ・・・どんどん道が変わっていく・・・」


さやか「あぁもう!どうなってんのさ!!」


まどか「・・・え!?いや、何かいる・・・!」


使い魔「(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)」ゾロゾロ・・・


さやか「ねぇちょっと・・・悪い夢でも見てるんだよね!?ねぇ!まどかっ!!」


使い魔「(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)(oжo)」ゾロゾロ・・・


ドンッ!ドンッ!ドンッ!


さやか「ば、爆発した!?今度は何よ!?」


マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫よ」スタスタ


マミ「あら。QBを助けてくれたのね。ありがとう。その子は私の大切なお友達なの」


まどか「あ、あの・・・。私、呼ばれたんです。この子が助けてって・・・」


マミ「ふぅん。なるほどね」


さやか「えっと、あなたは・・・」


マミ「そうそう、自己紹介がまだだったわね」


マミ「でも、その前に・・・ちょっと一仕事、片づけちゃっていいかしら?」ヘンシン!


ドンッ!ドンッ!ドンッ!


さやか「ま、また爆発した!」


まどか「す、すごい・・・」


マミ「・・・(結界が元に戻った?おかしい・・・まだ使い魔しか倒していないはずなのに)」


ほむら「・・・」


マミ「(そういうこと。敵がもう一人いることを察知して逃げたのね)」


マミ「獲物なら逃げたわ。仕留めたいのならすぐに追いかけなさい」


ほむら「私が用があるのは・・・」


マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」


マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」


ほむら「・・・」クルッ スタスタ…


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QB「ありがとうマミ。助かったよ」


マミ「お礼はこの子たちに。私は通りかかっただけだから」


QB「どうもありがとう。僕の名前はQB」


まどか「あなたが私を呼んだの?」


QB「そうだよ、鹿目まどか。それと、美樹さやか」


さやか「え!?なんで私たちの名前を?」


QB「僕は君たちにお願いがあってきたんだ!」


まどか「お、お願い・・・?」


QB「僕と契約して、モンスターハンターになって欲しいんだ(*'ω'*)!」