2016 MotoGP winter test at Sepang Circuit | Ghost Riponの屋形(やかた)

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http://www.motoblog.it/post/759250/ducati-iannone-e-stoner-soddisfatti-del-test-dovizioso-invece

MotoGP、2016年からの変更点。
ECUが統一。
タイヤがBS→ミシュランに変更。
タイヤサイズも、16.5→17インチ。
フロントタイヤのダンピング特性=限界が落ちるような話あり。
リアタイヤは逆に、10%ほどグリップが向上している話あり。
その変更に伴い、各メーカー精力的にテストを行っている模様。

KCストーナーは、ドゥカのテストに参加しているので、ホンダとは切れたようです。
去年は8耐で、CBRに乗っていたような気がするが・・・
ホンダと、いろいろあったのかどうなのか(笑)

ドゥカは、カウルに羽がついたようです。
フロント荷重増大に効果あるのだろうが、残念ながらカッコ悪いです(笑)


Stoner looking around the Ducati box


0:30~0:47は、飛ばしましょう↓

Casey Stoner 2016 - Ducati - MotoGP - Sepang Test


Scenes from Day 1 of the MotoGP winter test, at Sepang International Circuit.


2016 Yamaha Movistar MotoGP Official Test promo video


字幕機能あり↓(下に記事載せておきます)

Casey Stoner media scrum day 1

Stoner looking around the Ducati box
https://www.youtube.com/watch?v=vMIAT4lmKhM
Casey Stoner 2016 - Ducati - MotoGP - Sepang Test
https://www.youtube.com/watch?v=Ekqym9LmNOw
2016 MotoGP winter test
https://www.youtube.com/watch?v=4pcFoWCQCJw
2016 #Yamaha #Movistar #MotoGP Official Test promo video
https://www.youtube.com/watch?v=qarn-MA125w
Casey Stoner media scrum day 1
https://www.youtube.com/watch?v=fi5yZ_6OS2s


Casey Stoner media scrum day 1 の記事。MotoGPメモより↓

セパンMotoGPテスト:ケーシー・ストーナー:「ドゥカティのためなら何でもやる。」
2016/2/1 MotoGPメモ
http://motogpmemo.blogspot.com/2016/02/motogp.html
Crash.netより。ドゥカティでの初日を終えたストーナーのインタビューです。

Casey Stoner: I’ll do whatever I can for Ducati https://t.co/UX2jP9BBGw #MotoGP pic.twitter.com/VlfCjIDmcc
— Crash.net MotoGP (@crash_motogp) 2016, 1月 30


 「変化をもたらすことができると感じています。ドゥカティのために出来ることは何でもします。協力は惜しみません。」 - ケーシー・ストーナー

 ケーシー・ストーナーがドゥカティへの復帰を「大成功」させた。この土曜日に彼はセパンでのMotoGPプライベート・テストを開始した。

 ストーナーがデスモセディチに跨るのは、2010年以来のことである。このドゥカティにおける唯一のMotoGPチャンピオンは、11:50にピットを離れ、最初のショート・ランに臨んだ。今回は一貫して昨年のGP15マシンを使用したが、このマシンには2016年仕様のミシュラン・タイヤとスタンダードECUが搭載されていた。

 午後6時にテストを終えた後、ストーナーはドゥカティのホスピタリティにおいて少人数のメディアからの質問に応じた。

 「このテストにいたるまで・・・、これは確実に重要なものを意味していました。皆さんに挨拶しました。この部門において始めて顔を合わせる方々もいましたし、旧友との再会も果たしました。とても感激しました。」ストーナーはこのように語った。「今日のテストは大成功でした。心からそう思っています。皆さんとの初仕事ですから、ここでの仕事の進め方を理解しました。そこには最高のプロフェッショナリズムがあり、すべてのメンバーが本当によく働いています。

 「最初の数ラップについて、このバイクがこれほどまでに乗りやすく、また速いとは予想していませんでした。誰もがその唸りを感じることができるはずです。パワフルです。乗れば良い点と変更を要する点が認識できるでしょう。他のいかなるマシンと同様に。」

 「個人的に、大成功の初日であったと思います。とりわけ、チームにフィードバックを提供できた事柄に関しては、初日を切り上げるまでの間に進歩が見られました。たいてい、いい感触をえるまではそれに苦労するものです。」

 この30歳のオーストラリア人は、最も感銘を受けた点として、デスモセディチのパワーを挙げた。過去12ヶ月においてはスーパーバイクにしか乗っていなかったことから、なおいっそう「いたるところで唸りをあげていた」と感じたという。とはいえ、よく制御されているとも強調していた。彼はエアロダイナミクスも気に入っており、倒しこむ際に風圧を感じないという。また、ブレーキング・ポイントやスロー・コーナーでの安定性も気に入ったという。

 とはいえ、当初はバイクの挙動がやや「エイリアン」のように感じられたという。フロントからのフィードバックに関して。「それがタイヤに起因するものだったのかシャシーに起因するものだったのかは判りません。ですが、サスペンションに二度変更を加えたところ、すぐさまより強い手ごたえが得られました。わたしたちはそこからさらに前進しました。」

 フロントのフィーリングはまだ完璧とは行かないものの、ストーナーは次のように指摘した。「この手のバイクに乗るのは一年ぶりです。ミシュランもずっと使ってきませんでした。バイクも初めてのものです。始めてづくしです。ですから、今日、これほどまで順調に事が運んだことについては驚いています。」

 「まだ改善の余地はありますが、そのことにわくわくしています。わたしたちがとてもよいパッケージを手にしていると感じさせてくれるだけのものがここにはあります。そして、まだ改善の余地はあります。これはいサインです。本日わたしたちが昇ったステップは、いずれも正しい方向へ向かうものでした。また、それぞれの変更がそれぞれの領域にどの程度作用するのかについて、きっちり把握できるようになりました。」

 ストーナーはこのバイクについて、かつてのドゥカティのそれと「大きく」異なると認めつつ、こうも述べている。「どのマニュファクチャラーのバイクでもそうでしょう。6年ぶりに帰ってくれば大きな差を感じるものです。」

 ストーナーはドゥカティにて4年間を過ごし、その後ホンダに移った。そこにおいても、彼は2011年に二度目のタイトルを収めている。2012年をもって引退したストーナーは、その後、HRCの求めに応じて何度かテスト・ライディングを実施した。しかしここに来て、ドゥカティに戻ってきた。ブランド・アンバサダー兼テスト・ライダーとして。

 これまでのドゥカティのライダーのなかで最も成功を収めたストーナーは、同チームに加入した初年度(2007年)に初タイトルを獲得した。ホンダに移籍するまでに、彼は23勝を上げた。ホンダにおいてはさらに15勝を積み重ねた。

 とはいえ、なぜストーナーはドゥカティへの復帰を決めたのだろう?

 「かつては意見の相違もありましたが、対立していた人々はすでにここを去っています。」ストーナーは返答した。「思うようにことが運ばないことがありました。思うに、そこにいた一部の人々がやや独りよがりな態度を取っていたのかもしれません。以前は開発のための予算管理等に一切関与できなかったんです。」

 「ドゥカティにおいて、構造とあらゆるものがすっかり変わっていました。ドゥカティに関しては常に好印象を持っていました。とりわけ、MotoGPチームに対して。ほとんどのスタッフとすばらしい関係を築きましたし、すでに大半のメカニックを知っています。」

 「違いをもたらせると感じること。これは重要なことです。わたしのキャリア再スタートさせるためにここにいるわけではありませんから、ふたたび限界走行をすることもありません。しかし、わたしがやりたいのは、違いをもたらすことなんです。ここに所属するライダーたちのために。バイクを少し乗りやすい状態にし、願わくは、彼らがより上位を走れるように。好成績を得るための後押しがしたいんです。」

 「それが実現すれば、心からの喜びを感じられることでしょう。もちろん、わたしのデータや情報が結果の向上につながるか否かは解りません。特に、わたしのフィーリングは他のライダーとやや異なるところがあるかもしれませんから。」

 「ドゥカティのために、できることは何でもします。惜しみなく協力するつもりです。」

 ドゥカティはストーナーが去った2010年末以降、グランプリでの勝利に見放されている。

 「この状況を変えるべく、挑めたらと思います。この点においてドゥカティを不憫に思ってきました。組織のメンタリティが変わったことで、ドゥカティは見違えるように強くなりましたし、新たに配属された人々はカリカリしていないように思えます。」

 「皆がこの仕事に真摯に取り組んできました。昨年、彼らは大変力強いスタートを切りましたが、皆さんご存知のように、カタールのトラックが非常にドゥカティにあっていたのかもしれません。少なくとも、わたしのころはそうでした。ですから、事の成り行きを見守らなければ。」

 「新しいバイクを試し、シーズン・スタート時におけるレベルを確認するまで、何を期待すべきかは解かりません。しかし、昨シーズンにおいては時に印象的な結果を残すこともありました。アンドレア・イアンノーネに関しては、さらに経験を積んでいきますし、ドヴィについては、もう少しいい成績を残せたのではないかと思っています。彼はややアンラッキーでした。上位走行中の転倒が何回かありましたから。もし彼が力強いスタートを切り自信を得れば、良くプッシュできるチャンスはかなりあるでしょう。今持っているバイクで。」

 ドゥカティのレース部門は、ヴァレンティーノ・ロッシの暗黒時代の後、再編成された。今回のストーナーの再加入は、ドゥカティ・コルセのゼネラル・マネージャー、ジジ・ダッリーニャの管理によるものであった。ダッリーニャは2014年に同社の設計部門を引き継いだ。

 「ジジはまっすぐな人です。また、多くの人々が知っているように、わたしもそうです。中にはこの性格をお気に召さない人もいるでしょう。でもそれがわたしなんです。これまでのところ、ジジとの仕事は素晴らしいです。」ストーナーは語った。

 ストーナーはドゥカティの開発ライダーであるミケーレ・ピッロと共に走行した。彼は新型の(ペイントの施されていない)GP16を走らせた。このバイクは、翌週のテストにおいて、レース・ライダーであるアンドレア・ドヴィチオーゾとアンドレア・イアンノーネに使用される見込みだ。

 ストーナーがGP16をテストするか否かははっきりしておらず、来週のオフィシャル・テストにおいて彼が走行するか否かについては情報が錯綜している。

 ドゥカティ曰く、ストーナーが土曜に記録したベスト・タイムは2 m 2.1 sであったという。セパンのオフィシャル・レース・ラップ・レコードは2 m 0.6 sで、このタイムはヤマハのホルヘ・ロレンソが10月のグランプリの際に記録したものである。このときのドゥカティのベスト・ラップは2 m 1.493 sであった。ドヴィチオーゾがブリヂストン・タイヤによって記録したものである。

 本日のトラック・コンディションは理想的なものではなく、路面を作るライダーはわずかしかいなかった。したがって、ストーナーの走りは限界走行とは程遠いものであった。

 「自らのラップ・タイムに驚きました。思っていたよりもずっと良かったです。ある時点においては凄く遅く、注意深くなっていました。また、このラップ・タイムは流していた際に出したものです。ですから、このことに大変喜んでいます。」ストーナーはこのように述べた。

 「過去3年間にMotoGPバイクに乗ったのは、わずかに3、4回です。多くはありませんよね。ですから単純に、挙動を読むこと、理解することに慣れるのみでした。また、これをエンジニアに託しましたが、ここでも少し時間を使いました。明日にはGP16に乗るかもしれませんが、まだ計画はありません。」

 さらに大きな疑問が残っている。ストーナーは昨シーズン、レプソル・ホンダのダニ・ペドロサの休養中に代役を申し出たが、驚くべきことにこの申し出は退けられた。そのストーナーがドゥカティからのワイルドカード参戦を試みるか否かについてである。

 ストーナーは、再びMotoGPを走るとしたらどのトラックがいいかという質問を鮮やかに交わした。「ラグナ・セカ!」

 ストーナーとピッロは日曜にもテストを実施する。MotoGPの公式テストは、月曜日にスタートする。日本のホンダとヤマハのテスト・ライダーもまた、本日、このトラックを走行していた。

Source: Crash.net