明るい結婚

うさ    アフリカ人と送る日常のあれこれを綴っていきたい。毎日楽しく生活出来るようがんばります。責め合う時も助け合う時もケンカする時も仲良くする時もお互いがお互いを配慮しあうことが一番大事なこととして忘れずよき関係を保っていきたい                            

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今夜も眠れないワールドカップ!

夜の9時半に仕事着でコフィ君はかえってきた。今日の仕事は忙しかったようで夜の仕事は休むといっている。



ガーナの試合もうはじまるわ!といいながら普段着に着替えたら、再びあわてて、でていった。


ガーナの試合は民法も総合TVでも今日はしてないし、まして衛星放送のないこの家で試合を見るのはどう考えても不可能です。なので彼はテレビ観戦できるバーにいってわざわざ試合をみるしかなかったみたいだ。


忙しいといって夜の仕事をやすんだのは表向き、ワールドカップをみたいのが本心なのだ。いそがしくても遅くかえってきても、夜の仕事はいつも行くじゃない。せっかく作った晩御飯もたべずに、竜巻のように帰ってきては、でていった、その間5分くらい。ドアのカギしめてや!と捨て台詞をのこして。


大雨情報で梅雨時前線まっただなかの西日本、それに負けないくらいのワールドカップ前線横断中のコフィ君自信もヒートアップして燃えていた。


コフィ君にとっては今夜の梅雨の大雨情報どこ吹く風~




私たちの決意

来週日曜日に出発です。アメリカにいる人達にお世話になるから、自分もできるだけなにかお手伝いとかしなくちゃ。BSEの問題であまり牛肉たべたらあかんのかなー。お土産なにもっていこうかなー。日本でのインターネットも携帯も解約手続きしておかなあ。しんどいなーー。


毎日いっぱいかんがえてます。だけど、もう来週です。



無事に向こうで出産できるよう祈って、そしてがんばっていってきまーーーす。



といいたいところなんですが、


どうゆうわけか先週突然アメリカ出産キャンセルになってしまいました。アメリカにいる親戚の都合か事情で私の世話はどうもできないらしい。あまりの突然にびっくりで、コフィ君も困ってました。いまから他の人を探すあてもないので、がっくり肩をおとしている感じでした。


どんな親戚の事情かくわしく知らないけど、そんな大事なこともっと前もっていってくれるべきやん。っていうのが世間でみる常識なんちゃうんっていう議論はこの際おいといて。


正直私の胸の内は、一人で行く異国の地の出産に不安だらけだったので、コフィ君にわからないよう、そうなんだあー、わーい、わーい、なんて心の中で喜んでしまいました。



私、みんなにアメリカいくっていったし、いまさら、いかないっていうのは何かはずかしいわー



と少し本当の気持ちをあえて強調し、コフィ君を前にして残念でならないという気持ちをアピする私の表情はただのたてまえでした。



おーー日本で出産できるんだー。明日からまたいそがしくなりそう。総合病院に転院しよう、よーし。ってかんがえていたのが正直本音でした。



アドウア、大丈夫や、ぼくもう一回電話するわーなんとかアメリカで出産できるようにする!!



って二日後元気な声でいうもんだから、え?もう昨日飛行機のチケット予約キャンセルしたよ。キャンセル料もきっちりとられたよ。って私は、あわてていいました。


ふー危ない危ない。昨日キャンセルしていてよかったわ。

まだどっかであきらめきれないでいる彼がそこにいる。かわいそうだったけど、追い討ちをかけていまった。

もう一回電話っていまさらどうする気だったんだろう。。


キャンセル料金払ったのに又同じ飛行機のチケット予約ってことになったら、はたまたお金が飛ぶことになるし、もったいない。この会話以来彼はそれ以上なんにもいってくることはもうありませんでした。よかった。


なにわともあれ、私は、スーツケースに私物も衣類もいれることなく、いまこうしてのんびりここでの出産準備にそなえて毎日を有意義にすごせる決意ができたのです。さんきゅ。






私のリストの一つ

クレープ好きにはくやしい出来事でした。

わざわざコフィ君の車をつかって30分もかけてはしらせたのに。。。

お気に入りのクレープ屋さんは、8時閉店で、もうまさに5分前と危機迫ってます。

どきどきしながらジャスト8時にお店に着いた時は、車が停車するやいなや、私の足は左半分ドアの外にでていました。

駆け寄ってお店に着いた時、焼きたてのクレープを注文した女の子の後ろに並び、生クリームチョコとツナコーンサラダと心で復唱しながら、注文を伝える時をまち、この上ない幸せと喜びをすでにジーーーンと早くも(まだ食べてないのに)かみしめてました。


男の店員さんにもうおわりました。ときくまでは。


え!?だってこの前にいる女の子注文してるじゃない。

すいません、もう閉店なんですよー。

と、半分放心状態の私に追い討ちをかける言葉に、ぽつんとおいとけぼりをくらったかわいそうな迷子の子羊のようでしたが、あのーわざわざ車で遠いとこから、クレープ買うためにやってきたんですよー。。。と、はずかしさをよそにしていいました。


ええーークレープを買うだけのために、わざわざ、こんなとこまできてくれたのー!って感激してくれたら言った甲斐もあるものの、アルバイトで雇われる身でいる大学生そこそこのおにいちゃんには、私のそんなはずかしかった気持ちも知れず、もうクレープの生地がなくなってしまったからーとダメダシしていいました。そこまでいわれちゃ、返す言葉もないじゃない。それをわかっていてわざといってるんだ。


おにいちゃんは、同情そのものの申し訳ない表情で私をみてたけど、その下でてきぱき動く手はしっかり後片付けにいそいでいる両手で、それを私は見逃しませんでした。彼の心はもう家路を急いでいるようでした。

クレープの生地はさっさと冷蔵庫にしまって早く閉店作業にかかろうという彼の魂胆は、おぬしなかなかやるな。といいたいとこだったけど、私の目の前の女の子で終わりと締めたれたこともあり、やっぱりくやしかさは隠しきれなかった。


クレープのために車でわざわざきた!なんて強調していうんじゃなかったよ。彼に1パーセントの可能性をかけた私がバカでした。


とぼとぼ、肩をガクッとおとし、コフィ君の車に戻る姿は、これから新米ママになろうとする輝きのオーラとは全くかけ離れた暗いグレー系と火の玉を見るようでした。車の中からコフィ君はそれを察してとても同情してくれました。

今日は早く昼の仕事からかえってくるからといってたのに、結局7時半に帰ってきたコフィ君も悪いとおもいながらも、だまってこらえて我慢してるわたしを横に、誰のせい?とあからさまに聞くこいつって。。。罪やと思った。


ここのクレープ屋さんは私が学生時代から食べていたクレープ屋さんで、他のどこのクレープ屋さんにも負けず劣らない生地と内容の味にいつも感動しながら食べる唯一お気に入りなのに。生クリームもおいしければチョコもおいしくて、それを包む生地が絶妙なんです。コフィ君もここのクレープは一味も二味も違うといって喜んでくれる。


アメリカにいくまでに必ず食べておきたいリストアップの一つなのに、惜しくも私のちっぽけな願いはこうして敗れ去ったのでした。

アメリカにいく予定

前にブログでも書いたアメリカに行くという計画が水面下で着々と動いているようでした。


以前大阪にすんでいた親戚のNが今アメリカで住んでいます。なんの心配もいらないから用意は万端、後はアドゥアがアメリカに来るだけだからね。


快いNのサポートは心強いけど、どうゆうシステムをつかって医療費をカバーしてくれるんだろう。

金額のことをコフィ君に問いただしてみてもいつも、みんな、ただでアメリカで出産しているから大丈夫やあ、アドゥア~ニコニコ

などと脳天気な笑顔で安心する言葉をくれるけど、実は何にも知らないらしい。ぼけ。



子供の将来のためにアメリカで出産するのはいいけど、お金のことは気にしなくていいって一体どうゆうことなんと思いながら、

インターネットで検索してるうちに、Medicaidといって医療費を全額ほぼ負担してくれる低所得者にとってたのもしい制度がアメリカであるらしい。申請すれば妊娠中であってもアメリカ国民以外の国籍でもいいらしい。



おおーすばらしい(ノ´▽`)ノ日本には絶対ありえない。ワンダフルハンバーガーよ、ワンダフルアブラハムリンカーンよ、これぞまさしく人民の人民による人民の為の制度だよあんた、ばんざーい、と別にリンカーンさんが作ったサポートシステムではないだろうけど、もうそれとは関係なく私の頭は、タッタタ~タタ~音譜アメリカの国歌が力強く鳴り響いています。


そうなのか、多分この制度を使わせてもらうんだろうな、と一人で考えています。


アメリカの税金は高いとは聞くけど、そうやって税金が医療費の方にも負担されているんやろうなと考えると、立派に医療保険を支払って病院にいってる人々や、税金を納めている人たちにたいして、めんぼくないという気持ちになります。

低所得者申請をしてMedicaidシステムを使うぞウッヒョウヒョイエーイやったーヘ(゚∀゚*)ノとバカの一つ覚えみたいな安易な考え方はよしたい。


実際低所得者にかわりはなく、アメリカにいったとしても、出産するまで私は毎日なにをしていたらいいのかな、なんて考え始めています。お金も小遣い程度しかなく、ぼーと朝から晩まで過ごすんだろうか。Nのお宅におじゃまするわけだし、奥さんに気使わずにいられません。子供がいてるので、ナニーになってお世話でもなんでもさせてもらいます。

なまえ

まだ性別がきまっていないけれど、女の子ならこんな名前男の子ならこんな名前と


考え始めています。


なやんでなやんだ挙句、女の子だったら、あみな&まりな


男のだったら、これとこれ。


ふたごらしい名前やん。


それに外人さんでも呼びやすいんじゃないか、これは。


うん、これにきまり~


早速家にかえってきたコフィ君に、名前きまったからね。と私は機嫌よく話し掛けに行きました。


彼は、満足感と期待感でキラキラ輝いた私の瞳をみることもなく、どんな名前?と仕事前のスーツに黙々と一人忙しく着替えながら聞き返してきました。


そんな背中越しの彼を必死で後ろで追いつきながら、アミナとマリナだからね。きまりだからね。



と、当然異議なく同意してくれるものだと疑わずにいた。



はあ~~!?無理!!



と、以外きわまりない言葉に、こっちも、え~!なんで?といいかえした。


コフィ君曰く、まりなはまだしも、あみなは、イスラムの名前なので、その名前はキリストにはふさわしくないという。


そんなの関係ないよ。


とがんばっていってみたけど、



あなた、しらない?ぼくの名前は神聖なるクリスチャンネームでぼくの家族だって、みんなクリスチャンネームなんだよ。



そんなのしらないよ。


だけど、いわれてみれば、そうだな、コフィ君と同じ名前をもつ友達だってクリスチャンだし、


例えばモハメドにクリスチャンはいないよなーモハメドといえばイスラムのイメージだよなー


名前ではっきり、区別できてるようになっているのか。うーむ、なるほど。


と納得している場合じゃない。


おとこの名前はクリスチャンネームではないけれど、一応OKとれたので、ひとまず安心だ。


だけどおんなのこの名前は、こうして却下されたので、また一から考え直します。


でも、まだピンとくる名前がありません。あー頭痛い。


あのとき、コフィ君さえOKの承諾があれば、それで決定していただろうし、


未だ名前に苦労することなんてないだろうに。


私は却下されたことをずっと根にもっている。


このおっさんさえいなければ、それこそもう、あみな確定だったのにな。くそプンプン


これからはキリストとイスラム統合の名前、ばんざーい!でいいやん。


人類みな兄弟やん。


このおっさんさえいなければ、悩まず苦労することなんてないだろうに。くそ。プンプン


このおっさんのあほ。どっかいけっ。


このおっさんがおったからこそ、いま子供の名前を考える楽しみの過程があったことも


わすれて、それをこのおっさんさえいなければよかったのにと私は連語する。


それこそ、今言ってることプンプンと行動したこと恋の矢が矛盾しているんじゃないかという疑問は、


このさいそっちに置いておいて、悔しさを押し殺し、日々私はつねづねいろんな名前をいろいろ選択してはあーでもない、こーでもないと頭をひねりつづけています。。





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