。そのため,どうしても1フレーム以上の遅延が避けられません。しかしFRAME MEISTERでは,極めて低い遅延速度でアップスキャンを行って映像を出力します。入力された映像の解像度や種類(インターレース/プログレッシブ)などにもよりますが,ベストケースだと遅延は約1.3msになるそうです。一般的な60Hzの映像だと,1フレームあたり16.67msですから,表示遅延時間は0.07フレームという計算。「ワーストケースでも1フレーム以上遅延することはない」(マイコンソフト)だそうなので,ro rmt,おそらくアップスキャンコンバータ製品としては最低遅延を誇る製品となりそうです。 最良ケースなら表示遅延はわずか0.07フレーム!  ちなみに映像プロセッサは,低遅延を最重要項目の1つとして開発されたというMarvellのデジタルビデオフォーマットコンバータ「88DE2750」が採用されているそうです。  下に掲載した写真は実際にブースで撮影したもので,FRAME MEISTERとXRGB-3との表示遅延比較テストを行っている様子です。写真を見てもらえば分かると思いますが,FRAME MEISTERはXRGB-3よりも1フレーム高速でした。この差はゲーマーにとって心強いものだといえるでしょう,Diablo3 RMT。 FRAME MEISTERの概要  上で紹介したとおり,FRAME MEISTERは,D端子やSビデオ端子,コンポジットビデオ端子,そしてアナログRGBの21ピン端子を持っているため,スーパーファミコンやPlayStation,PlayStation 2,セガサターン,ドリームキャスト,ネオジオ,Xboxなどといった旧世代ゲーム機の画面をテレビやディスプレイへHDMI経由で高画伽擞长护蓼埂%ⅸ`ケードゲーム基板でも,あまり特殊なものでなければ映せるはずです。  D端子入力にPSP用のモードが備わっているのも,スキャンコンバータとしてはユニークなポイントと言えるでしょう。PSPのテレビ出力機能には,テレビに出力されたゲーム画面が小さくなってしまうという制約があるのをご存じの読者も多いでしょうが,FRAME MEISTERなら,全画面表示になるよう,自動で調節してアップスキャン表示してくれます。  さらにこのFRAME MEISTERが心憎いのは,映像だけでなく音声もアナログ→デジタルへ変換してHDMI信号に乗せてくれるところです。FRAME MEISTERとHDMI入力を持つディスプレイ機器との間はHDMIケーブル1本で済むことになるわけですね
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