鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占い(コイン占い)を使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。
今までブログで何度か書いてきていますが、「やりたい事」ってやつです。
「やりたい事がみつからない」「自分の好きなことが何かわからない」「自分は何をしたらよいんだろう」って人が多くいます。
大学生とか高校生、専門学校の生徒さんとかが相談に来られることがあるんです。
そんな時の相談の多くは今回のお話の「やりたい事」ってお話。
やりたい事ができないとかではなく、「やりたい事がみつからない」って相談がほとんどなんですね。
このやりたい事ってどうやったら見つかると思います?
自分の理想を見つめて、本当に自分は何をしたいかを真剣に考えれば~「これだ!!」ってまるで稲妻に打たれたような衝撃が~~
なんて事を考えてませんか??
やりたい事をやって生きているってすごく幸せな状態んですね。
だからこんな状態を「夢」って言ってもよいです。
ただ、この「夢をかなえる」ってやつを多くの場合が勘違いしちゃってるんです。
そうでしょ。
「夢をかなえる」っていうとまるでさっき書いた「自分の理想をみつめて~~~」みたいなやつで見つけたやつに、とにかく突き進んでいったみたいな話だったりしません?
それも、それが起こったのは小学生の時とかだったりして。
TVでこんな話をさんざん聞かされてますよね。
僕はこんな話をいっぱい流すTVには悪意すら感じるんですよ。
何故って?
そんな話を聞いて、「よし、夢を見つけるぞ!」なんてワクワクした人っています?
「すごいな~」とか思う事はあっても、自分とは違う世界のお話で、むしろ自分と比較してしまうと落ち込んだりしますよ。
そうでしょ。
小学校の卒業文集に将来の明確な夢を書いたわけでなく。
書いていたとしてもそれは大人になるにつれて忘れて「そうでない現実」を生きていたり。
子供の時から、他の人とは違う発想や特別な行動力があったわけでもなく。
そもそも、子供時代はおろか20才過ぎても「夢」なんて真剣に考えたことすら無かったなんてのが「普通」じゃないですかね。
根本的な間違いがあるんです。
「やりたい事」をかなえるって言うのは、まず明確なやりたい事があってそれに向かっていろいろな行動をしているって皆さん思っていますがそれが大きな間違い。
いろいろな行動をしてその経験から「やりたい事」っていうのは見えてくるんです。
だから、「やりたい事」がみつからないのは、そのやりたい事を思い描けないことが問題のではなくて、思い描くための「材料」である経験が足りていないからんです。
それで考えると、最初の方に書いた「学生さん」たちがやりたい事を見つけれないって言うのは、当たり前の話ですよね。
まだ、社会にすら出ていないんですから「材料」が足りてなくて当たり前です。
それに、社会に出ないと知らない職業だっていっぱいあります。
ましてや、小学生の時に目指すなんて考える事自体が馬鹿げてます。
でもTVなどでは、スポーツ選手や実業家などの子供時代のお話がでてきて「その頃から」目指していたり、他の子どもとは一線を画した子供だったりしてそれが今の事業につながってるなんてのがよくありますよね。
そんな人達は社会に出る頃にはもうすでに、「夢」を現実し始めてますよね。
そんな人達はね。
「そんな役割」なんですよ。
世界にはいろういろな人がいないと成り立たないんです。
スーパースターも大実業家も「この世界」って映画の配役として必要なんです。
そして彼等の「やりたい事」を見つけるための「材料」のほとんどは、「自分では経験できない」ものなんです。
野球のスーパースターも、野球が出来る環境で野球をやらせる親がいて野球が強いチームが近くにいて良い指導者がいて、そして野球がある国に生まれて野球をしてよい時代に生まれたのです。
どれ一つ自分から体験して得れるものはないでしょ。
だから社会に出て経験する必要はなくて、そして小学生になる前から目指してなければ到達できないことばかりなんです。
でも、ほとんどの人は自分で得れるんですよ。
だから自分で得ないといけないんです。
それは、そんなほとんどの人は自分で得れるだけ「優秀」だからなんです。
小学生から夢を目指すのは、「小学生でも思いつくようなことを」「与えられた環境」がないとできないのです。
その分野に関してはずば抜けた優秀なだけなんです。
「やりたい事をみつけたい」と思うのだったら、そう思うことはとても良いことですが、特に若い時はその時に「与えられた環境」「出会った環境」をやってみることです。
そうやってまずは体験して経験していかないことには、材料が増えていかないんです。
やってみて合わないなら辞めればよいんです。
それすら、経験で材料になるんです。
そのうちに、なんとなく「やりたいな~」とか「楽しいかな」って思えるものが見えてきます。
しかし、ほとんどの場合がこれも「本当のゴール」ではありません。
であるのに、多くの人はこれを本当のゴールだと思い「完璧」にゴールしようと考えてしまいます。
そうすると、「あれがないから・・・」「これだとうまくできないから・・」「こうしないとうまくいかないのでは・・・」って悩んでしまって何もできなくなってしまいます。
あくまでも、それは本当のゴールを見つけるための材料であって、目的は経験することなんです。
その時に「やりたいな」って思ったことを、自分に出来る方法ややり方でやってみれば良いんです。
それが成功しようと失敗しようとどちらでも「経験」であって「材料」になります。
そして多くの人は「やりたい事」をみつける為に考えます。
それも間違いです。
「やりたい」と感じることを、どうやったらできるか「考える」のです。
社会に出た最初のうちは、その時の出会ったものや与えられたものをやってみる。
その経験から「小さな」やりたい事をみつけてそれをやってみる。
そしてそんな時には生きていくために働くことも重要で、それは「やりたいこと」ではなくてもそれも「経験」であり「材料」なんです。
この「やりたいこと」は「仕事」に縛られないことも重要です。
「楽しい」と感じることが重要なんで、それは「仕事」である必要はありません。
「こんな事は仕事にならない」なんて考えは捨ててください。
趣味でもスポーツでも、マンガでも映画でもアニメでもゲームでも本でもなんだってよいんです。
経験や材料は仕事以外の所からの方が多く得れます。
本当にやりたい事をやってる人っていうのは、自分が一番楽しいことを仕事にしてるのであってそれは「一番の趣味」なんです。
そこには「これは仕事になる」「これはお金になる」から選んでいるのではなく、好きなことを選んだら「仕事になる」って事なんですね。
特に若い時に「やりたい事」が見つけれない、わからないって事に不安になったり悩んだりする必要はないんです。
「やりたい事を見つける」って意思さえあればそれで十分です。
小学生には小学生の、20才過ぎには20才過ぎのその年齢でないと経験でできないことがあるんです。
その経験も「材料」なんです。
「パズル」だと思ってださい。
箱を開けた時には何が何かわかりません。
ですから、とりあえず手にとって見たもので合わさりそうなのを合わせます。
それを繰り返していたら、なんとなく「こうかな?」ってのが見えてきて大きな「塊」が何個かできます。
その大きな塊がある時に合わさったら全体像が見えてきて、そこからは一気にできるのです。
箱を開けた時から、「この部分のピースはどこだ」なんて探していたって簡単には見つかりません。
全体像がわかるまで、ピースを眺めていたっていつまでもわかりません。
明日から「材料集め」を始めてみませんか?
それでは終わります。
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