先日のエントリーで「不合格者の方々の話を一所懸命聞いていた」と書いたところ、Twitterで「不合格者の失敗談を聞いていたってのが印象的です。失敗を参考にして同じ過ちをおかさないようにするってことですかね?」とのコメントをいただきました。


自分が合格体験談をあまり意識しなかったのは、合格してしまうと“勝てば官軍”的なコメントが多くなり、勉強方法や学習スタイルについて、本当に効果があったものと、何となくやっていたものとが玉石混交で整理されていないのではないかと感じたからでした。


「合格するにはこれだけはやるべきだ」というアドバイスを聞いても、すぐに10個や20個に膨らんでしまい、その中から本当に自分に合うものを探していく作業がかなり大変だなと考えました。勉強を始めたばかりで自分の学習スタイルがまだ見えてない段階だったら、合格者の学習スタイルを何パターンか読み比べるのは有効的ですが、ある程度スタイルが固まってくると、逆にアドバイスを取捨選択する作業が大変になってしまうなと感じてました。



一方で、不合格者の方の失敗談は「これだけはやるな」という点をピンポイントで指摘してくださる方が多いように感じました。実力がありそうなのになぜか2次試験で不合格になった方からは、きちんと整理したコメントをもらえることが多いように思います。2次試験について自分が聞いた中では、だいたい以下のような傾向が多かったようです…。


12次試験というものをよく分からないまま本番を迎えてしまった。
2事例はたくさん解いたものの、自分の解答(添削結果)をきちんと復習しなかった。
3自分の主観に走ってしまい、事例文から離れてコンサル的解答をしてしまった。
4最後の最後まで合格しようという意志が続かなかった。

逆に言えば、自分もこの4つのミスのどれかを起こせば合格できないんだなと感じました。
裏を返せば…


1⇒2次試験というものをきちんと知る必要がある。
2⇒自分の実力、クセ、弱点を知る必要がある。
3⇒事例から離れてはいけない。
4⇒最後まで気持ちをコントロールし続ける。

この4つだけはクリアしようと考えた訳です。



げっちのブログ-TAC合格祝賀会 さて、昨日はTAC合格祝賀会が渋谷セルリアンタワーで開かれました。パッと見で合格者300人近く(?)集まっていたように思います。ストレート合格生の数は少なめの感じでしたので、逆に何年か頑張って合格できたという喜びに満ち溢れてました。


祝賀会自体は乾杯や挨拶と写真撮影の時間が長く、歓談する時間はあっという前に終わってしまった感じ。


自分の場合、1人1人とじっくり話すタイプでして、こうした場で何十人と名刺交換するとか苦手でして…。明日の政策研究会、来週、再来週と続く受験生、合格者の方々の懇親会で交流を広めていきたいと思います。よろしくお願いいたしま~す!


(写真は集合写真記念撮影中の合格者の皆さん=8日夜、渋谷セルリアンタワー)