■先週発売の新作動向
先週発売タイトルで首位を獲得したのは約9.5万本を販売した
「DS:真・女神転生 STRANGE JOURNEY」でした。
9割近い消化率を記録しており、かなり好調なスタートとなりましたが、
都心部での好調とは裏腹に地方ではそうでもないとの声も。
ゲーマー向けタイトルの初動はやはり都心部が中心となるようです。
来週末には念願の再出荷が行われる事が決まっており、
そこで更に数字をのばすものと思われます。
そして新作2位には約1万本を販売した「DS:ブルードラゴン 異界の巨獣」。
内容云々の前に色々と問題ありという結果が出ました。
過去のタイトルの実績や流れ、
本作のプロモーションなどなど。
本作がDSでの発売1作目でしっかりお金をかけたプロモーションをすれば、
10万本は軽く超えるコンテンツだと思うんですけども。
Xbox360で値崩れしたとはいえ20万本を売ったソフトなんですが、
やり方によっては3年でこうなってしまうのは残念です。
その他のタイトルは「Wii:ヴァルハラナイツ」が約5000本などなど。
■先週の旧作の動向
準新作では「Wii:Wii Fit Plus」が好調を維持しており、
約14.5万本を上乗せし累計販売数は45万本を超えました。
先週同様単品版の販売がほとんどとなり、
ボードセットはシェア1割を下回りそうです。
今後も単品販売がメインとなりそうですので、
リピートは単品メインに行いたいところです。
発売初週で30万本近くを販売した「DS:イナズマイレブン2」は、
今週は2Ver.合計で約8.5万本を上乗せしました。
本作の累計販売数は前作の累計販売数とほぼ同数まで来ており、
来週で前作超えは間違いないものと思われますし、
年内ハーフミリオン達成もほぼ間違いないでしょう。
若干落ち着いた感もありますが、
年末には再度盛り上がるでしょうし、
アニメの放映もしばらく続くそうなので、
今後も要注意のコンテンツとなりそうです。
「PSP:グランツーリスモ」は4万本弱を上乗せし、
累計販売数は約18万本となりぼちぼちの流れ。
初週から見る2週目の数字としては良くもなく悪くもないレベルですので、
来週以降の動きで年内の展開をどうするか決める販売店も多そうです。
「DS:ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー」は、
いよいよ累計販売数が250万本を突破しました。
量販店の多い都心部ではある程度購入できるようになっており、
品薄感は解消されつつあるようです。
とはいえ年末商戦の中心タイトルのひとつである事は間違いありませんので、
プロパであればがんがん仕入れておく事をおすすめします。
ポケモン同様、再出荷によりある程度品薄感が解消された「DS:ラブプラス」。
あまりの品薄で店頭にまで問い合わせが殺到していましたが、
現在はそこまでの状態ではなくなりました。
本作がどの規模で落ち着くかはこれからが勝負ですので、
今後も引き続き注目していきたいタイトルですね。
■ハードの販売動向
■PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック
ハード市場は先週に比べるとひとまわり縮小。
とはいえXbox360以外のハードは年末を前にして高いレベルですし、
このままのペースで年末に突入してくれたらうれしいところ。
同梱版の問い合わせが多いのはダントツでFFXIII同梱版。
テイルズや戦国無双なども発表されてはいますが、
殺到するという程でもありません。
DSi同梱版も売れ残るものが増えてきましたし、
グランツーリスモ同梱版も普通に購入できる事を考えると、
同梱版というもののプレミア度が下がってきている気がします。
ハードの成熟期なので仕方ないですか、そうですか。