先週発売の新作動向


マリオパーティ8


Wii期待の新作として登場した「マリオパーティ8」は、

消化率こそ5割程度という結果になりましたが、

初週で25万本を大きく超える好調な販売となりました。


ハードを大きく牽引する事を期待していましたが、

どうやら牽引したのはWiiリモコンの方だった様子。


しかし本作の特徴は定番化。


今週に入ってもまだ好調に販売されているようで、

今後の伸びにも大きな期待がかかります。



みんなのGOLF 5


そしてマリオパーティ8と互角の戦いを演じたのは、

新作、総合ともに2位を獲得したみんなのGOLF5。


発売初週で15万本を超える販売を記録し、

消化率は5割程度とマリオパーティ8と同様低めですが、

ハードの普及数から考えると初週で15万本以上は好スタートと言えそうです。


同時に発売された本体同梱版が価格面でアピールされ、

PS3本体は通常週より大幅な伸びを見せていました。



太鼓の達人DS タッチでドコドン!


週末にも驚異的な伸びを見せ発売初週で約9万本を販売し、

消化率も約8割と好スタートを切った「太鼓の達人DS」。


再出荷が9月中旬に延期された事から何かしらのトラブルとは思いましたが、

結局不具合による回収 という結果になってしまいました。


販売が好調だっただけに店頭在庫はほとんどありませんが、

逆に回収作業としての手間等がかかる結果になってしまいました。


この回収による痛手は大きく、

今後の販売にも大きく影響しそうです。



すばらしきこのせかい


発売日が1日遅い7月27日の発売でしたが、

新作タイトルの中で4位を獲得する約8万本の販売を記録しました。


消化率こそ高く無い為一部で安い案内もありますが、

新規タイトルでしかも5,980円という価格から考えると上出来。


購入者の声も悪い意見はそう多くなく、

もしかするとじわじわ伸びていく可能性もまだあります。



新作5位はオブリビオンとMS戦線とGTAが仲良く約4万本ですが、

消化率は8割と4割と4割で差が出てしまう結果となってしまいました。


店頭での予約がイマイチだったMGSのコレクションシリーズは、

案の定売れ残り傾向が見られそうです。


新作の下位で気になるのは「まめゴマ」。


発売初週から約1万本を販売し高消化率。


店を選ぶタイトルとは思いますが、

キャラ物でこの数字はある意味スタートダッシュと言えそうです。



先週の旧作の動向


実況パワフルプロ野球14

実況パワフルプロ野球 Wii


準新作であるパワフルプロ野球14&Wiiは、

発売初週の約3分の1程度の販売となっており、

2作合計で25万本を突破しました。


どちらもまだまだ売れそうなので、

PS2版は前作を上回る結果になりそうです。



ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔


なんでしょう。


なかなか止まらないんですよ。


現在店頭で活発に動いているWiiタイトルは、

WiiSports、マリパ8、そしてドラクエソードなんです。


中古市場にも良く顔を出していますが、

なかなか良い回転数で回っているのではないでしょうか。


新品も好調に売れとうとう累計販売数は40万本を突破。


ハーフミリオンが見えてきました。



高消化率で店頭から姿を消している家計ダイアリーも、

太鼓の達人同様回収騒ぎ となっています。


好調に売れていただけに残念です。



その他の旧作で気になるのは、

準新作であるNARUTO5が1.5万本の販売で累計4万に、

そしてGCで再販が行われたガチャフォースが50位近辺に再登場。


販売数はおそらく5,000本程度かと思われますが、

GCタイトルでその数字という事自体恐ろしい事ですね。



ハードの販売動向

PLAYSTATION 3 ビギナーズパック(60GB)

PLAYSTATION 3 ビギナーズパック(20GB)


今週の目玉はなんと言ってもPS3の伸び。


通常週の3倍程度の販売が記録され、

みんなのGOLF5は本体牽引に成功したと言えそうです。


逆にマリパ8用に通常週よりかなり多く出荷されたWiiは、

マリパ効果はほとんど見られず通常週並に落ち着きました。


新型が発表されたPSPの買い控えがあるかと思いましたが、

あまりその傾向は見られず通常週並の販売。


新型PSPがamazonで予約開始


ただ買取が今後大きく増える可能性がある為、

買取価格の設定に注意したいところです。



Wiiのフォーエバーブルーも不具合 という事で、

連続したこの展開に任天堂は再度チェック部門の見直しが迫られそう。


出る杭は打たれるとは良く言いますが、

まさしくそれに近い状況になっています。


自社ブランド発売タイトルで連続不具合は痛かったですね。