クリスマス商戦の販売データによると、
相変わらず任天堂関連商品の独壇場となっています。
Wiiは任天堂のアナウンス通り、
100万台の出荷を達成する見通しとなりました。
先週までの販売累計は86万台となっており、
出荷された台数がほぼ完売している事になります。
そして先日お伝えしたとおり、
ポケットモンスターDPは累計販売本数400万本を突破。
出荷数も500万本を達成したようで、
年末年始商戦も主役の座はまだ譲りません。
ニンテンドーDSLiteは50万台を超える販売を記録し、
さらにニンテンドーDSタイトルでは、
スーパーマリオ64DSやテトリスDSなどがミリオン目前となり、
更に星のカービィドロッチェ団が年始出荷でミリオンとなりそうです。
DQMも好調ですし年始も期待できそうです。
そして先週から好調に推移しているのがPSP。
メタルギアが14万本と、
テイルズが10万本の販売と好調ですし、
なによりPSP本体の販売が12万台とこちらも好調。
メタルギアとテイルズは、
本体同梱版を含め消化率は9割を超える好スタートで、
最近静かだったPSP市場を盛り上げています。
逆に先週元気がなかったのがPS3とPS2。
10数万台が先週出荷されましたが完売には至らず、
今週出荷分からamazonでも通常購入可能 という状態。
PS2で発売された聖剣伝説も17万本の販売ながら特価祭ですし、
PS3はまだまだタイトル不足の感が漂っています。
最後に360ですが、
期待の新作ロスプラが3.5万本を販売し、
引き続き360市場は規模が小さいながら盛り上がっています。
コアシステムも相変わらず好調を維持しており、
週間販売台数2万台を記録しています。
年明けも360タイトルは良作揃いですし、
案外PS3と良い勝負を展開するのではないかと期待しています。
メーカーもPS3と360のマルチな展開を行う傾向にあり、
アーマードコアやバーチャなども早々に移植決定しています。
マルチプラットフォームといえば、
先週発売されたニードフォースピードカーボン。
PS3、PS2、PSP、360、Wiiと5機種で発売され、
5.5万本を販売する事になりました。
大きな動きではないにしろ、
販売総数5万本を初週で超えるのであれば、
成功と言っても良いのではないでしょうか。
こういう傾向が根付けば、
今後大作がマルチな展開という事もありえますね。
ゲームが今年はかなり売り上げの貢献をしています。
今年はゲームの販売が目立ち玩具がかなり静かな状態。
玩具シェアの高いショップにはちょっと痛いクリスマスになったかもしれません。
タカラトミーが攻勢に出てますので、
来年はちょっと期待できるかもしれません。