12月2日に発売を迎えた任天堂「Wii」。
発売から2日で完売御礼が出るほどの勢いで、
本体、ソフト共に好調に推移している。
2日間での本体販売台数は約37万台。
今週分の出荷も行われ、
市場には現在45万台程度が行き渡っていると思われる。
同時に品薄だったソフトやパーツ類、
そしてD端子AVケーブルも出荷されました。
発売2日間での販売本数第1位に躍り出たのは、
ゼルダの伝説ではなくなんとWiiSportsだったのは驚き。
WiiSportsとはじめてのWiiパックが同程度の17万本の販売。
その後15万本弱のゼルダ、
6万本強のメイドインワリオへ続く。
任天堂の4タイトルだけでタイレシオは1.5にもなり、
ゲームキューブの後継機としての見方はほとんど無いようだ。
サードパーティのソフトで健闘したのは、
パンヤ、縁日、SDガンダム、レッドスティールという順番で、
いずれも1万本程度の販売本数となった。
16タイトルも発売され、
本体が40万台弱しか出荷されていないにもかかわらず、
サードのタイトルでも1万本を販売した事にも驚いた。
もちろん市場規模で言えばサードのシェアは1割強になるだろう。
しかしよく考えてほしい。
出荷本数からの消化率から考えれば、
初週でこの数字は決して低い数字ではなく、
よく健闘していると言っても良いのではないだろうか。
サードでも人気の高かったレッドスティールですら、
初回受注は3万本程度に止まっており、
今後の伸びから考えれば初回出荷分の消化は行けそう。
パンヤも初回出荷分は残りわずかで、
次回出荷は相当少ないとの話も聞いている。
そして任天堂タイトルを買った方は、
今後年末用にあと1つ2つは購入するとの意見もあり、
サードのタイトルに目を向ける傾向も予想される。
よって初動は大成功と言えるのではないだろうか。
年内に100万台出荷を目標にしているWii。
タイレシオがこのペースを維持する事ができれば、
WiiSports、はじめてのWiiが年内にハーフミリオンを達成する可能性もあります。
来年の本体出荷予定が低そうなのが気になりますが、
今のうちに普及させていく事が任天堂据置ハード復活の第一段階となるでしょう。