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携帯電話には繋がりません。

お知らせです。
携帯電話を落としてしまいました。。。

連絡があって保管所に預かってもらっていますが、
忙しくて、なかなか取りにいけません。

ご用の方は申し訳ありません。

070で始まる方の番号をご存知の方は、
そちらまでお電話ください。

ご存知ない方は、申し訳ありません。
なるべく早く、取りに行きますのでしばらくお待ちください。

集中すると痛みすら気にならない

昨日、香川県で働いている兄と電話で話しました。1時間ぐらい。
左腕にカバンを引っ掛けたまま、電話してました。

久々に話したので、すっかり話しに熱中してしまいました。

病院に勤めていますが、夜中に急患が連続で来たりすると、
大変みたです。

輸血の血液を待ったり、手術をしたりと、
話しを聞いて想像するだけで、忙しいそうです。


それで、
電話中は話しに夢中だったのですが、電話を切ると、
物凄く左腕がジンジンと痺れてきました。

今もまだ痛いです。


普通なら、こんなに痛くなる前に気が付きそうなものですが、
熱中すると腕の痛みなど関係なくなるんですね。

人間の集中力って凄いですね。

子供の悩みを電話で解決

※この物語はフィクションです。登場人物も全て架空です。

映像は記憶の中で美化されて-クリオネ
<水の妖精と言われている クリオネ>


司会者「良い子の電話相談室の時間です。今日も、ドシドシ質問や悩みに答えていきますよ♪さっそく最初のお友達と電話がつながってます。こんにちは、もしも~し」

子供「あ、はい。こ、こ、こんにちは」

司会者「あれ、緊張してるのかな?大丈夫だよ。リラックスして。それじゃ、お名前と質問を教えてくれるかな?」

子供「なな、名前はタカシです。え、えっと、よ、妖精はどこにいるんですか?」

司会者「う~ん、とってもユニークな質問だね☆
私も妖精さんは大好きだよ。タカシ君も妖精さんが好きなのかな?」

子供「ぼ、僕はそんなに好きじゃないけど、ママがいつも探してるんだ」

司会者「なるほど!よく分かりました♪それでは先生にお答えをいただきましょう。先生お願いします」

先生「先生です。タカシ君、はじめまして。先生ね、いつもは病院でお仕事をしています。
宇宙からの電波命令で他人にケガをさせた人、透明人間が襲ってくると信じて外を歩けない人、赤い物を見ると興奮して他人の家を放火する人など、そいう人たちのお話を聞いて、お薬を飲ませてあげるのが得意です。
それでね、タカシ君のお母さんは何かお薬を飲んでますか?」

子供「う、うん。飲んでます。あっ、あ、あと、自分でお注射したり、粉のお薬を鼻からすってます。ママは体にいいし気持ちよくなるからって、毎日飲んでます。
そ、それで急に暴れて妖精さんを探すの。
ま、ママは怖いけど妖精さんが見つかれば暴れたりしないと思うの。ママが好きだらなんとかしてあげたいの。
だ、だから、先生、妖精さんの場所を、お、教えてください。」

先生「…いいですよ。分かりました。
実は、先生の病院に妖精さんがいます。
背中からキレイな羽が生えている妖精さんです。
タカシ君のお母さんに紹介しますから、病院に来てもらいます。
タカシ君、今日はお母さんは家にいますか?」

子供「い、います。よ、妖精さんを探し疲れて部屋で寝てるの」

先生「タカシ君、もし、お母さんが起きたら外出しないように言ってください。すぐに病院まで来てもらいますから。
それとね、先生たち忙しいから代わりに、やさしい警察の人がお迎えに行きます。
ただ、お母さんがビックリするといけないから、警察の人が来るって言っちゃ駄目だよ。
先生とお約束できるかな?」

子供「は、はい。ママには内緒にします」

先生「えらいねタカシ君。先生嬉しいです。すぐにお迎えが来るから。ちょっとだけ待っててね」

子供「あ、ありがとう先生。ママすごく喜ぶよ」

司会者「妖精さんがいる場所がわかってよかったね。タカシ君は電話をまだ切らないでね。スタッフの人が詳しくお話を聞きますから。
それじゃ先生たちとはここで、さようならです。
タカシ君ありがとうねぇ~♪」


子供「うん。あ、ありがとう。ば、バイバイ」

司会者「それでは、次のお友達と電話がつながってます。
もしも~し。お名前と質問を教えてください………」

<おしまい>

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子供は親を選んで生まれてはこれませんからね。

この様に、世の中には自分の力だけでは、どうにもならない事があります。

ただ、自分の不幸を呪うだけでは、状況は良くなりません。
積極的な行動が必要だと、私は思っています。

弱者の知恵

刃物は、刃先が鋭く尖っているほど良く切れる。

ホースから出ている水は、出口を狭めれば勢いが強くなる。

水の出口を小さくして、勢いを強くすれば、
鉄だって切断することが出来る。


能力がないと諦める前に、
他のことをやめて一点集中してみてはどうだろう?

能力では劣っていても、勢いや鋭さで勝れば勝機もあるだろう。
試してみる価値は十分にある。

病院の窓から

映像は記憶の中で美化されて-病院の窓


僕が行ったことのない世界は、たくさんあるのに、僕はどこにも行けない。


いつも、病院のベットから外を見ているだけの僕は、時々、そんな事を考える。
僕は事故の後遺症で歩く事ができなくなった。

もう、ずいぶんと病室から出ていない。

先生は手術をしようというけれど、失敗したら死ぬかもしれない。


死ぬのは怖い。
痛いのはイヤだ。

だから僕には、もう、外の世界に行くことはできないんだ。
僕は、あきらめていた。


そんなある日、天使が僕の前に現れて、言った。


外に行くのは簡単だよ。
怖がらずに、その窓を開けてごらん。




窓を開けてみた。
新鮮な空気が流れてきた。

自分で窓を開けるのは、本当に久しぶりだった。
気持ちよかった。



そしたら、天使が続けて言った。



ほら、君には窓を開ける勇気がある。
手術を受けるのも、窓を開けるのと同じだよ。少しの勇気があれば出来るんだ。

窓を開ける勇気があるなら、きっと手術も成功するよ。





僕は天使から勇気をもらった。

明日、先生に話をして手術を受けようと思う。


ありがとう。天使さん。
























でも、天使さんの“社会の窓”はチャック全開で、カッコ悪かった(笑)



<11月18日追記>
イメージ画像をつけてみました。
これは、私が本当に入院していた病室の窓です。

窓の向こう側には、洗濯物干し場が見えます。
入院中は、動けなかったので風に揺れる雑巾やシーツを見てました。