こんちは、Gakuです。
先月のお話ですが、今期最初のジオカフェ
「集落活性化を浅見先生に聞いてみよう」を開催しました。
地域を元気にするために私たちにできること
日本中の地方の集落活性化を手がけられている
ひと・まち・住まい研究所 浅見雅之先生のお話です。
まずは避けられない前提条件
『人口減少はもう避けられない。』
日本は平安時代以来、常に人口増加で来ました。
が、いよいよ人口減少社会へと転換します。
実はこのことを認識していない人があまりにも多い。
2050年には今1億2千万人の人口が8千万人ほどになり、しかも若年者と高齢者の比率が逆転しています。
今後、子どもを産めば、少子化対策をすれば、というのはもはや絵空事。
今から少子化対策をしても間に合わないレベルに来ている、ということを認識になければなりません。
実際、私が小学生の頃、城崎小学校の児童数は500名以上でした。
現在は100名ほどとか。
今住んでいる香住佐津地区にある佐津小学校。
ちょっと前まで児童数100名って言っていたのが現在40名を切っています。
増加に転じる方法は?
いや、増加とまでは言わなくとも、これに歯止めをかける方法は?
ないのです。
今からどんなに頑張っても激減を微減に変えられるかもしれません。
でも、減少を増加に転じることは不可能です。
最初の段階として。
人口減少を受け入れること。
これを受け入れた上で今後どうしていくかを考えること。
確かにこの視点を持っている人は少ないです。
いや、未だ見て見ぬふりをしている、と言ってもよいでしょう。
人口は減ります!!