今年2月に、このブログで新聞記事の紹介をさせてもらいました。


幻冬舎の見城徹社長のことを。


本だけのビジネスは崩壊


私にとっては、幻冬舎の社長というより、角川書店の名物編集長という
イメージがいまだに強く残っています。


アメブロでお世話になっている藤田晋さんの、渋谷で働く・・・のブログで、
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』が上梓される前に記事がありました。


その時は、あまり興味がなかったのですが、出版されしばらくしてから、
ソーシャルメディアの中で評判が良かったため、遅ればせながら私も買ってみました。


『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(見城 徹 、藤田 晋/講談社 )


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一言でいえば、おもしろい。

特に若い人に、読んでほしい。


私がこの本にはまってしまったのは60ページ。見城さんの言葉。


僕にとって何より重要なのは「極端」であることだ。

「極端」であれば、振り切れている。突き抜けたオリジナリティーを獲得している。

だから、明快であり、新しい。

「極端」なものは既成概念から自由で、インパクトがあり、人を惹きつける。

では、どうすれば「極端」なものを生み出せるか?「中間」を憎み、

極北を目指して圧倒的努力をするしかない。


この辺のフレーズにはまり、後は、この余韻で一気に読みきってしまいました。


世知辛い世の中なので、成功者の真似をすることを勧める人も多く、
私も謙虚に、真似すべきことは、時間短縮のためにやっています。


それでも、夢とか、希望とか、意地とか、生きがいとか、
どこかに置いていってしまうと、何のために?ということになってしまいます。


見城さんの言葉は、とても刺激的なだけに、甘えた考えを打ち砕きます。


成功者の真似をする上でも、基本としての己が必要であり、
己を磨く上で、この本は参考になると思います。


新しい考えや発想が紹介されている訳ではありません。


当たり前のことを、当たり前とする、覚悟のことが書かれているのだと思います。


藤田さんが、若者の立場で代弁しています。
若い方に是非読んでほしいと思います。

とても読み易いですよ!