先日、通勤電車の中で、スマートフォンで新聞を読んでいる人を見かけました。


日経新聞電子版の購読者が100万人超えたというのだから、
既に当たり前の光景になっているのだろうな思いました。


少しだけ後ろからのぞいていたのですが、読みたい記事を拡大したり、
全体を俯瞰したり、とても巧みにスマートフォン画面の新聞を読んでいたので、
なるほどなあと思いました。


紙の新聞の場合、混雑している車内で広げることができないため、
読みたい記事のところだけ細長く、コンパクトにたたんで読むことが多くなります。


しかしながら、そういう状況で、必死に読む記事は、案外頭に入っていきます。
読んでいる時の集中力が違うのでしょう。


ブログも携帯で読んでいると、記事本文が画面いっぱいっぱいになるため、
熟読できます。さらに、画面に入る情報量が少ないため、誤字脱字も見つけやすい。


たまに、自分のブログを携帯で読む時は、誤字脱字がないようにと、
ひやひやしながら読むことになります。


スマートフォンの画面を拡大して読むことと、
紙の新聞を折りたたんで読むこと、
そして、携帯の画面でブログを読むことの共通点は、

読むべき記事だけをトリミングして読んでいるということ。


周りに気を紛らす情報が視野の中に入ってこないだけで、集中力が良くなります。


新聞はやっぱり紙でなければと、ずっと思っていましたが、
こんな発見もあって、電子版には電子版の良さがあるのではないかと思った次第です。