あなたの歯を削る研磨剤 | 元気村村長の 心・食・体 ブログ

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歯磨き粉に入っていない方が良い成分のひとつ目は


「研磨剤」です。


研磨剤は歯の表面を削るための成分です。
そもそも毎日の歯磨きで歯を削る必要があるのでしょうか?


歯磨きのメリットは言うまでもなく
「汚れの除去」ですが
最大のデメリットは
「歯が削れること」です。


歯は人体の中で一番固い場所です。
何しろ、毎日口から入る食物をガシガシかみ砕いて
くれているわけですから、固くないとやっていけません。


そんな歯が歯磨きごときで削れてしまうのでしょうか?


歯が固い場所とは言え
人によって歯の強度は違います。
カルシウムが不足すると骨密度が下がって骨がもろくなるように
歯の強度も弱くなったりします。


また、子供の歯は大人の歯に比べると弱いですし、
歯磨きしていなくても虫歯になる人がいたり
していても虫歯になる人がいるのを見ると
個人差が相当あることが分かるでしょう。


また、歳をとるにつれて歯茎が下がり、
今まで歯茎で隠れていた根っこの部分が顔を出すと
この部分をセメント質というのですが、
ここはエナメル質より固さが弱いので
より削れやすい部分となります。


また虫歯になりかけているような場所は
エナメル質が薄くなっていたりします。


研磨剤が入っている歯磨き粉を使うと
このように歯の弱い部分へのダメージが大きくなります。
丁寧に磨けば磨くほど
大事な歯が削れていくのです。


人間の口はうまくできていて
削れても唾液中のカルシウムが
イオンバランスの力で歯に吸着し
取り込まれ補ってくれます。


この再石灰化という作用があるおかげで
歯が無くならないわけですが
もし、この補う力よりも削れる力が強ければ
どうなりますか?


歯の薄い人は冷たいものを食べると
歯がしみるようになったり
知覚過敏の原因になったりするのです。