(2)毛包幹細胞培養・・・
毛包幹細胞自体を培養してしまうと、
PDGF、VEGF、IGF-1、FGF等の
成長因子等の注入も不要だが、
治療費がバカ高い
毛包幹細胞は1毛包に1~10個程度とも言われ、
あまりにも絶対数が少なく、
培養も大変。
おそらく培養治療となると1000万円は下らない。
iPS細胞の出番?
それでも数百万円はするだろう
そこで、間葉系幹細胞を培養する方法が代替として
考えられる。
おなか周りの脂肪から細胞を取り、
培養する。
間葉系幹細胞の分化の一つに毛包幹細胞がある。
患者から脂肪を吸引し、
脂肪内に大量に存在する間葉系幹細胞を
培養する方が手っ取り早い。
この間葉系幹細胞培養でも300万円程度はかかる
標準的には、
1回の吸引後、
30日後程度で培養完了。
1回目投与後、
2~3週間後程度で再投与。
また2~3週間後に再投与。
さらに、2~3週間後に再投与。
これで完了し、その後様子を見る。
様子を見るといっても、
ミノキシジルの頭部投与は欠かせない。
場合によっては、フィナステリドも服用する
この治療も、
治療を受け改善したからと言って、
薄毛体質、生活が治ったわけでない。
その後の、生活習慣等の見直しがなければ、
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2014年9月
元気髪