バルジ領域を説明するために、
幹細胞の寝床（niche）を知っておく必要があります。
ただし、nicheの定義ははっきりしていません
そこで、
まず、幹細胞を定義します
１）特定の細胞を自ら複製し、
当該組織の細胞数を維持する。
（自己複製能）（注１）
（注１）下記図も参照にしつつ読んでください。
自己複製能とは、
例えば、Aという１つの毛包幹細胞が、
毛母細胞を作る場合、
自らは、毛包幹細胞のまま（Aのまま、
親幹細胞ともいう）、
A1、A2という娘細胞を作ります。
そして、
A１＆A2という
２つの毛母細胞が生まれるのでなく、
A１は、娘（毛包）幹細胞（注２）であり、
A2が毛母細胞になります。
ですから、この時点では親幹細胞も含めると、
３つの細胞
（Ａ親毛包幹細胞＋Ａ１娘毛包幹細胞＋
Ａ２毛母細胞）
になっています
（注２）娘（毛包）幹細胞・・・毛包を（ ）括弧で
くくったのは、
この幹細胞は次に毛母細胞になるのか、
表皮細胞になるのか、
この時点では判らないので（ ）でくくりました。
なお、下記図では、次も毛母細胞に分化する
絵にしています
２）２種類以上の細胞に分化する。（多分化能）
（例）毛包幹細胞は、毛（毛母細胞）（注３）、表皮、
汗腺、皮脂腺、末梢神経等に
なるといわれています
（注３）毛母細胞は、外毛根鞘細胞、内毛根鞘細胞、
毛小皮細胞、毛皮質細胞、毛髄質細胞になり、
多分化能ですが、自己複製能力はなく、
幹細胞ではありません
幹細胞の定義としてはこの２つです。
文章では解り難いので、
絵にしました
しかし、
元気髪は、サブ定義として次の３つを加えます
１）必要とされる環境になるまでは眠っている細胞
である。
だから、別名slow cycling cell（ゆっくりとした
周期の細胞）ともいわれています
２）永遠に分裂する。
通常の細胞は、６０回ほどの分裂で死（アポトーシス）
をむかえます。
しかし、幹細胞には限界がありません
３）全細胞の中で、０．１％～０．０１％程度でしか
存在しない、希少な細胞である。
１毛根に、１個～１０個程度しか毛包幹細胞は
存在しないというレポートもあります
バルジ領域の存在目的？？？は明日にします
２０１３年１２月２４日
元気髪
発毛・育毛シャンプー・・・
発毛・育毛は、
１）頭皮に優しいシャンプー、
２）ご自身の頭皮に合った育毛剤、
３）正しい頭皮マッサージと、
４）成果が出るまでの忍耐、根気、継続へのモチベーションを
サポートしてくれる彼氏や彼女、そして
美容室（シーズン板橋）とのお付き合い♪
活性酸素で傷んだ髪を、フルボ酸シャンプーで労わりましょう。
発毛・育毛を毛髪幹細胞から考える医者と一緒に作りました
お肌にできた活性酸素は、水素クリームと水素ローションで
処分しましょう。
水素ローション・・・ＳＯＳＥＩ美ハイドロゲンローションはこちら
からだの中の活性酸素は、水素スティックでつくった水素水 を
飲み処分しましょう