☆いろいろな人が混じる価値 | 心のアンテナ日記

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元気印の研修講師 大嶋博子のブログ

今日も暑い一日だった東京です。

なんだか早くも夏バテしそうです。

暑い国に住んでいるのに・・・と笑われそうですね(;^ω^)


以外に想われるかもしれませんが、熱帯の国に住んでいても
暑さを感じることは少ないのです。

なんといってもまずはタクシーが安いので、ほぼドアツードアで乗ります。

近所のスーパーに行くのも、歩くと遠いので、タクシーで行ってしまうのです。
日本では考えられませんよね。

さらには、どこに行ってもキンキンに冷えているので、もう寒いくらい。

もちろん、家でも暑ければクーラーをつけるので

あまり暑さを実感しない、というわけです。

たとえるならば、

冬の北海道は建物の廊下まで暖房してあるので、
東京の冬のほうが寒い、と言いますね。

これと似ているような気がします。



そんな中ですが、今日も研修でした。

今日は年齢層が広く、10代~50代まで。

テーマは接遇とコミュニケーション。

実は昨日はほとんどが10代20代の若手だったのですが

見ていて思ったのは、年齢層が混じるほうがコミュニケーションは面白い、ということ。

同じような年齢だと、いわゆる阿吽の呼吸、の要領で
頑張らなくても話って通じてしまうところがあります。

さらには、若い人は一生懸命にやる、ということに照れてしまう傾向もあり
お互いに牽制しあってしまいがち。

もちろんそこを何とかしつつ進めていくのですが
これが年が離れた先輩方とご一緒だと、いい意味でとても引き締まるのです。
ちゃんと話して聞かないと、なかなか話が通じないこともあります。

これって大事ですね。

そもそもコミュニケーションって、伝わりにくいことが大前提だと思うのです。

それなのに、なんだか伝わっているんじゃないか、といった
何の根拠もない思い込みがあって、それがコミュニケーションを阻害する要因でもあります。

なので、強制的に意識しないとちゃんと伝わらない環境って、一つの効果があると思ったのです。

さらには、年上の方々が何とかして年下をカバーしていこう!という
気概が感じられますね。

このように相手をよく見て、分かち合い、助け合おうとするチームは
ムードが当然のことながら高まってきますし、
見ていても気持ちが良いな、と思います。


スポーツでも仕事でも、熟練した能力の高いメンバーがそろっているほうが
成果が出やすいと思いがちですが、意外とそうとは限らないですね。


実は、能力も経験も年齢も、さらには性格も
様々な人が混在しているほうが
結果的にチームとしての力が上がる可能性が高いことも多いものです。


個人の努力と、チームとしての力。

人が関わることの面白さを感じた一日でした^^