日本縦断の旅・北日本編(函館編③)
さて!
俺達『日本縦断の旅・北日本編』実施中!!
こんにちは、けいじです。
前回の記事はこちら です。
今までの、旅の状況は以下の通りです。(クリックOK!)
①「日本縦断の旅・北日本編」(予告編)
②「日本縦断の旅・北日本編」(出発編)
⑥「日本縦断の旅・北日本編」(函館編①)
⑦「日本縦断の旅・北日本編」(函館編②)
さて、げんかやメンバー最強の不幸男にして、恋愛観は「恥レベル」のはまじ。
(昨日の記事参照→こちら )
僕らはついに彼の実家を訪れた。
函館1日目の夜のことである。
今夜の宿泊先は、はまじの実家ということであったが、
予想外に豪邸であった!!
ななな、なんと!!
はまじはお坊ちゃまであったのである!!!
(東京の一人暮らしのキタネェ部屋からは想像もつかない!)
海辺に面したはまじの家…。
庭はまさにプライベートビーチであった!!
(信じられねぇが本当です)
唖然とするげんかやメンバー…。
そこに登場するはまじのお母さん。
はまじ母:「遠いところ来ていただいて…本当にありがとうございます~(^^)」
げんかやメンバー一同、心の声:
に…似てねぇ…!!!!
全然母親に似てねぇ!!!!!
晩飯は、はまじ宅の庭でバーベキューとなった。
庭には、バーベキューセットが用意されており、ビールサーバーまであった。
はまじ母:「ビールは20リットルあるから、どんどん飲んでね♪」
!!!!!!!!!
20リットル!!!!!!
なんという家だ。
実家にビールサーバーが完備されており、20リットルものビールが出るとは…!!!!
海辺に面した庭で、僕らはバーベキューにがっついた。
ジンギスカンはもちろん、ホタテや、イカ飯、カニなど…函館ならではの新鮮な魚介類に僕らは舌鼓をうった。
ビールをガブガブと飲み、満天の星空の下僕らは最高のひとときを過ごした。
海の幸満載のバーべキュー!
……。
それから数時間後…。
バーベキューで盛り上がる僕らのもとへ、
ついにはまじ父が現れる!!!!!
(仕事から帰ってきました)
はまじの親父のことだから、はまじそっくりな変なオヤジだろうとタカをくくってたげんかやメンバーでしたが…
うお!!!
明らかに近寄りがたい
超重役オーラが!!!!!!
びびるげんかやメンバー。
汗
汗
とてもじゃないがはまじの父親とは思えない、遥かに頭のキレそうな顔立ちのはまじ父。
何も言葉を発していなくても、我々は存在感で圧倒されてしまった。無言の圧力。
まさに圧迫面接。
考えてみれば、そりゃそうだ。
はまじの家は豪邸だ。
こんな豪邸を建てられるほどの人間、そうはいない。
はまじ父は、まさに重役の人間だった。
全然似てねぇ…。
はまじ父は、はまじとはあまりにも似てなさ過ぎた。
もしかしてマジではまじは捨て子じゃねぇのか?
全員同じことを思っていたのは、そのときのげんかやメンバー同士の目配せで分かった。
半年前までは就職活動をしていたげんかやメンバー。
重役オーラを持ったはまじ父を前にかなりの焦りようだった。まさに右往左往。
そんな中、はまじ父が口を開く。
はまじ父:「やあ、よくきたねぇ…」
たかし:「はっ!!お邪魔しております!!!」
まっさきに答えたのは、げんかやメンバー中、権力への弱さでは1・2を争うたかし。(ナンバー・ワンは間違いなくこむぞーである)
かなりかしこまっていた。
ここで嫌われてしまっては、はまじ宅から追い出されてしまうかも知れない。
げんかやメンバーは何故か就職活動の経験をフル稼働してはまじ父の接待にあたった。
なり:「お父さん、ビールはいかがですか!!」
はまじ父:「やぁ、悪いねぇ…」
けいじ:「お父さん、とうもろこしが焼けました!!!」
はまじ父:「あぁ、お構いなく」
シンゴ:「お父さん!ホタテはいかがですか!!!」
はまじ父:「ははは、ありがとう」
はまじ父はの威厳はかなりのものであった。
げんかやメンバーがテンパる中、
一人、超おとなしかったのが
はまじ本人。
しょぼしょぼにしょぼくれるはまじ。
明らかにやりにくそうだ。
いつもなら
こんなことや (焼肉屋さんの中です)
こんなこや (女の子と飲み会中です)
こんなことをするはまじ。(僕の地元の駅構内です)
それが、妙におとなしい。
僕の実家に訪れては、勝手に冷蔵庫を荒らすはまじが、なんともアウェー状態なのである。
そういえば、彼は実家ではかなり窮屈な存在だと言っていた。
(詳しくはこちら の一言目)
(さらにはこちら の一言目)
はまじ、お前は間違いなくこの家の恥だ。
(誰もがそう思った。笑)
函館山を眺めながら、海辺でバーベキュー…。
最高のシチュエーションでの晩飯は夜中まで続いた。
そして、夕飯のあと、寝るためにはまじ宅へ入る僕ら。
そこで気になる本を見つけた。
どうやら、はまじ母の愛読書の様子…
その本の題名が
『18過ぎたら息子に三行半』
爆笑!
すごい母親でした。
はまじ母であっても、はまじ本人の扱いに苦慮している様子でした。
なぜか切実に、
はまじ母:「うちのバカ息子がいなくても、うちに遊びに来ていいからね!!」
と言って下さいました。
ありがとう御座いましたはまじお母様。
そしてはまじの実家の、はまじの部屋に入った我々。
その壁に、はまじの中学時代の習字が貼られていることに気づきました。
中学時代…。
みなさんも、習字をやらされませんでしたか?
はまじの中学では、生徒達に
「今年の自分をあらわす言葉を書け」
と指導していたようです。
僕の中学でも同じようなことをさせられました。
たいていの生徒は
「希望」とか
「飛翔」とか
前向きな言葉を書きます。
僕も、習字で「克己」と書いた覚えがあります。
(「おのれに勝つ」という意味です)
そして、はまじが中学時代に書いた習字が以下である。
(普段は字が汚いはまじでしたが、こればかりは達筆でした)
「不覚」
!!!!!!!!
(爆笑)
なんという中学生。
ある意味天才だと思いました。
どうやら、はまじは中学時代からかなりズレていたことが発覚。笑
こうして函館1日目の夜は更けていった…。
次回へ続く。