1.ストライキ

今朝、高砂市役所では時間限定のストライキがありました。議会の開会前に登市長から職員給与の引き下げ問題につき、組合との交渉が決裂しストライキが起こったことについて「お詫び」の言葉が述べられました。もっとも、週明けには労働組合が説明に来るとの連絡がありましたが、現時点での正確な情報はありません。


神戸新聞の記事 によれば、「削減率について、上位役職者ほど低く、若年層ほど高くなる「逆累進」となることに組合が反発。『若年層には段階的な削減を』と市に再考を訴えたが、14日未明、交渉が決裂した。」とのこと。


なお、地方公務員法37条「職員は、地方公共団体の機関が代表する使用者としての住民に対して同盟罷業、怠業その他の争議行為をし、又は地方公共団体の機関の活動能率を低下させる怠業的行為をしてはならない。」


2.6月議会2日目と3日目の議論

高砂市行政は、コスト等の「削減」もさることながら、「市民の満足の向上」(市民サービスの質の向上)を目指すべきであることは、4月より書いている通りです。(昨日も書きましたが・・・)


そして、市議会としても、行政当局のチェックも必要ですが、行政当局が委縮するような、あるいは「後ろ向き」「重箱の隅をつつくような」または「空虚」な発言は控えるべきであろう。本会議2日目と3日目の私の率直な感想です。(また、後日触れたい)


あまりに「無駄吠え」が多すぎはしないでしょうか・・・?なんて思っていたら、「オマエが発言回数を度々発表するからやないか!?」と私に責任が降りかかったりももしています。(;;)誰が目くそで、誰が鼻くそかは知りませんが、建設的な議論を増やしていくべきだと思われます。


「重箱の隅をつつく」ことと、「議論が濃い」ことは同じではないはず。



3.自治体マーケティング②

今日は議会終了後、大学院の講義「自治体マーケティング」を受講しに梅田へ。市役所が「市民満足の向上」を図るためには、顧客主義でなければならず、顧客主義であるためには「マーケティング」は欠かせないと考え、先週から受講しています。


武久先生(瀬戸内市長)の今日の講義では「サービスを通じて何を提供しようとしているか?」を考えることが重要であることを学びました。そして、提供しようとしている価値が目的となり、サービスはその価値実現の手段に過ぎないとも。


よくある例えであてはめると、ドリルという製品が提供しようとしているのは「穴」であり、「穴を空けること」が目的で、ドリルはその手段に過ぎない。市民のニーズもこのような分析をすれば、手段として「どのようなサービス」を提供するべきか、既存のサービスから変えてもよいのではないかという思考が生まれるように思います。