一昨日の委員会におけるもう一つの報告事項は、「曽根塩田跡地」の産廃問題でした。


1.経緯

同土地は、昨年、入札にかけられX氏が約800万円で落札。この入札に際しては同土地に多くの産業廃棄物が不法投棄されているため、これを撤去することに関して行政指導(法的拘束力はない)がありうることが特記事項として書かれていた。

当該土地を落札したX氏は、同土地から行政当局や地元住民に何の断りもなしに4tトラックで40台分の土(?)を運び出したというもの。


2.問題の所在

①産廃物処理計画もなく、地元や県の立会いもなく、断りもなく搬出されたこと

②搬出された宅地造成地からフッ素(猛毒)が出たというウワサがあったこと


(他にも産廃搬出はX氏が事業を行う前か同時か、県の対応は正当であったかなどなどがありますが、)


最奥の問題は、X氏が正当に産廃を搬出し、処理するかどうかであり、兵庫県や高砂市が行政指導を通じていかにその正当性を担保するかにあると思います。


3.昨日の委員会

①この問題につき、産廃物処理計画に係る関係者の事前面談を5月18日に自治会、高砂市、県民局、X氏で行った。これからは、地元住民や行政当局に断りもなしに搬出しないことをX氏は明言。


②については、姫路市に確認したところ基準値(1ℓ0.8mg)以下であったことが報告されました。