素朴な世界観にこだわるパッケージデザイン!!お菓子篇
おはようございます!
街を歩いていると、フレシュマンの姿が目につきます。
若さの一番は元気です!仕事のスキルはこれからでも、
元気は先輩にも、勝てると思いますんで、張り切っていきましょう!
では、今週もよろしくお願いいたします。
明治製菓の「きのこの山」と「たけのこの里」 と言って知らない人は
いてないと思いますが、
このロングセラー商品の勢いが止まりません。
発売から30年以上で、2010年3月期の販売金額は2ケタ増。
今の時代に2ケタ増というのはほんと凄いことだと思いませんか。
ただ、数年前までは両ブランドともに、苦戦続きだったといいます。
知名度は高くても売上が伸びないなか、
コンビニでは扱いをやめる店もでてきたそうです。
これではじめて、かつての勢いがなくなってきたことに危機感を感じ、
若年層の新規獲得に乗り出したんです。
採用した戦略が「きの山さん」「たけ里ブラザーズ」のキャラクター。
「キモかわいいを狙った」というキャラクターは、ダンスが得意で
CMにも登場!
このキャラクターが出てきたときは、なんかインパクトがありましたよね。
キャラクターがでてくるのが売り場で出てくるというのも、
個人的には印象的でしたが。。。。
この戦略に力が入ってるなと感じたところが、
定番商品では珍しく、年間4回、パッケージに入れるキャラクターの
イラストを季節に応じて変えているという点です。
キャラクターが登場するWEBも毎季節変え、
グッズが当たるキャンペーンや販促にも力を入れています。
この戦略により、従来から支持をを得ていたファミリー層だけでなく
10代~20代前半の若年層を取り込むことに成功。
6年ぶり大手コンビニへの棚入れにもこぎつけたといいます。
今回の成功例も、色々な要素が絡み合った結果ですが、
特に感じたのは、
「あなたはどっち派?」という訴求をして、
2商品を並列でアピールするのではなく、どちらか一方を強調
することにより、もう一方の商品の売上を上げるということに
関心しました。
キャラクターの利用の仕方も、かつての素朴な世界観にこだわり、
パッケージも季節ごとに刷新したというところでしょうか。
みなさんの会社でも従来のイメージや世界観を残しながら、
新たな息を吹き込むという戦略をパッケージデザインも含めて
取り組んでみてはいかがでしょうか。
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