リーディングカンパニーがペットボトルを導入!パッケージデザイン!ワイン篇
おはようございます!
台風真っ只中です。みなさん外に出るときは
気をつけてくださいね。
最近、関西はあまり台風が上陸してなくて油断してしまわない
ようにしてください!
では、今週もよろしくお願いいたします。
ワイン好きなひとなら聞いたことや、見たことはあると思いますが、
遂にワインのリーディングカンパニー、メルシャンが
ペットボトル入りワインにチカラをいれていきそうです。
他社では既にペットボトル入りワインを販売しているところも
ありましたが、「ガラス瓶と同じ品質安定性を持つ新しい構造の
ペットボトルができた」
ということで、採用に踏みきったようです。
見ただけではペットボトルとはわかりません。
今までなぜワインにペットボトルが採用されなかったかというと、
ガラス瓶なら酸素を吸着し、酸化を防ぐのに対し、ペットボトル
では酸素を通してしまうため、ワインの酸化が進みやすく
品質に安定性がないという問題があったためです。
ただ今回の新しい構造はどういうものかというと、
フランスの「ポール・サパン」が開発した
「MLP(3層マルチレイヤーペットボトル)」。
MLPは2つのペット樹脂層がナイロンを包み込む3層構造に
なっており、ペット樹脂層には紫外線をカットする機能、
ナイロンには酸素を吸着する機能があり、
ガラス瓶と遜色ない品質の安定性を実現したというわけです。
しかもこのMLPを採用することにより、容量は1本50g。
同容量のガラス瓶のわずか9分の1です。
9分の1ですよ!
これ凄くないですか?
ワインを入れた場合の総重量も3割軽いというんですから、
輸送費も削減できて、販売価格も下がるに違いありません。
ワイン好きな人にはありがたい限りですよね!
「ボージョレ・ヌーヴォー」の需用も年々減少傾向にあると
いいますから、この軽量化により、
いつもは買い物ついでに1本しか買ってなかった人が、
3本買っても同じ重さなんで買っとこうと思うかもしれません。
結構重さって重要ですからねぇ。
通年品でこんな商品もでています。
最近は、割安なPB(プライベートブランド)も増加し
激しい価格競争が起きているなか、
こんなメルシャンの企業努力はあらゆる企業も参考に
するべきだと思います。
PBがここまで普及してくると、
メーカーさんも黙っていないというところでしょうか?
やっぱり消費者は、単に安いものも必要だと思いますが、
買い物をする、選ぶ楽しみを味わうという人も
たくさんいてると思うんで、これからもこういった知恵比べ
(今回はパッケージデザイン形状)
が益々必要な時代になっていくと思います。
ぜひみなさんの会社も参考にしてください!
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