どこもしたことがないパッケージデザイン!!飲料紙容器篇
おはようございます!
関西は最近かなり暑いです。自分が暑がりというのも
あるかもしれませんが・・・・
これから梅雨に入っていきそうなんで、天気はジメジメしても
気持はジメジメしないよう張り切っていきましょう!
では今週もよろしくお願いいたします。
スーパーやコンビニで今までになかった紙の
容器(パッケージデザイン)がでてきました。
みなさんもみたことがあるんではないでしょうか?
プリズマ容器と言うそうです。
どんな容器かは下の画像をご覧ください。
日本で初めて森永乳業がプリズマ容器で牛乳を発売
。
正面から見た目は八角形で上部は四角形という他の商品と
並んでいても売り場でのインパクトは抜群です!
まず関心したのが牛乳で初めて発売したということです。
四角い容器ばかりが並ぶ売り場で、しかも牛乳でこの
パッケージ(容器)を採用するには勇気がいったような気がします。
もちろん事前に消費者調査をきっちり実施しているとは思いますが。。。。
初めてなんで、もちろんインパクトは絶大!
牛乳の飲み方そのものまでを変えるチカラがあると思います。
売れるべくして売れているといったところでしょうか。
探してみると消費者調査の結果もありました。
「この牛乳をどんなときに飲みたいか?」
という質問に対し、
通常の容器(パッケージ)と比較して
「日中」と答えた人が約7ポイント
「おやつ等間食時」は11ポイント上昇したといいます。
たとえ中身が同じ牛乳であったとしても、
パッケージデザイン(容器)の斬新さや形状の目新しさなど
によって飲み方やシーンまでも拡大できるということです。
では、ペットボトルのパッケージデザイン(形状)は各社が
必死になって新しい形状を模索しているにもかかわらず、
紙容器はなぜ似通った形状ばかりなんでしょうか?
ほとんどが下記写真のタイプです。
ひとつの理由は、ブリックタイプは容器(パッケージ)として
完成されており、メーカーとして安心して採用できるということです。
考えてみれば納得できることで、日本の消費者は海外の消費者
に比べて容器(パッケージ)の傷やへこみなどの
目がかなり厳しいですもんねぇ。
自分の小学生の娘でもスーパーに行くと、牛乳なんか特に、
後ろの方にあるきれいで、新しいものをとってきますんで(笑)。
森永乳業が牛乳にプリズマを採用したことにより、
消費者の目も紙容器のデザインに注目してくると思います。
そうなると競合他社も何か次の手を打ってくるに違いありません。
これからも紙容器パッケージデザイン競争が
おもしろくなってきそうです。
これからも注目していってください。
自分もいつも考えていることですが、
デザインにおいてはどこの会社もやったことのないことを
することが重要です。どこもやったことのないことをする事が
他社との差別化を生み出すんですから。
勇気はいることですが、みなさんの会社でも業界の当たり前は
消費者の当たり前ではないということをもう一度考えて、
パッケージデザイン(形状も含めて)に
取り組んでみてはいかがでしょうか。
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