逆転の発想でパッケージデザインに取り組む!!食品篇
おはようございます!
GWも終わり、遊びすぎて身体も疲れている人もいるんではない
でしょうか。
そんな時には、甘いもの、チョコレートが食べたくなりますね!
自分も学生時代、野球部の合宿で疲れたときには、チョコを食べたり、
チョコレートパフェをよく食べに行ったものです。
今週はチョコの話題になりますので、よろしくお願いいたします。
少し前になりますが、パッケージデザインを期間限定で
変えることにより対前年比4割増の売上を
たたき出した商品があります。
身近な商品なのでみなさんのなかでも、
購入した人もいるんではないでしょうか?
森永製菓のチョコレート(小枝、ダース、カレ・ド・ショコラ)
です。
決めてはパッケージデザインです。
初めて見た時は思わず「ウマい!」とうなってしまいました。
バレンタインデーに向けての商品投入だったんですが、
通常チョコレートは女性から男性に贈るものですが、
現在では自分のために購入する人や、
友達同士で交換する人様々です。
森永製菓では、そんななか新たな商品開発をするため、
バレンタインデーの実態調査を実施したところ、
女性の意見に「反対に男性からチョコレートをもらいたい」
男性の意見に「チョコレートをあげてもいい」
と考えていることがわかりました。
そこでバレンタインプロモーションを実施するにあたり、
「逆バレンタイン」というコンセプトを導き出したといいます。
そこからキャッチコピーは「逆チョコ」。
「逆」をビジュアルで表現するのに
パッケージデザインを反転させたというわけです。
当初はロゴのみを反転していたようですが、
「逆」というイメージが強調できず、悩んだそうです。
通常は商品名や商品訴求のコピーは消費者の人に
読んでもらうためにあるものですから、メーカーとしては
反転して読めなくなることは避けたかったんではないでしょうか?
ただ思い切って字が読めないことこそが
「逆」を強調することに気づいたんだと思います。
このデザインが上がった瞬間にこれはいける!
と感じたに違いありません。
これこそまさに逆チョコです。
日本人には、日本語が反転していることが凄く衝撃的
だったと思います。
「見たことがある商品だが何かが違う!!」
誰もがそう思ったんではないでしょうか。
今までは考えられなかった手法です。
それに加えて、通常の商品と並べて店頭に陳列されれば、
今までの商品と明らかに違い、よく見れば反転されている
ことに気づき、逆チョコという男性から女性にへの意味に
気づけば、思わず買ってしまうんではないでしょうか。
来年になれば、チョコだけではなく、バレンタイン商戦の他の
商品も追随するような気もします。
みなさんの会社の商品でも、逆転の発想でパッケージデザインを
見直すのにいい成功事例だと思います。
これこそ中小企業がパッケージデザインに言いたいコピーを
たくさん入れるということが、全てではないと
気づかせてくれる事例だと思います。
コピーを逆にすれば全く読めないんですから・・・・。
でも売上げは前年に比べ4割増。
小枝においては、逆チョコをきっかけに小売店から通常商品も扱わして
欲しいという要望もあり、さらに高い効果を上げたといいます。
この成功事例をぜひみなさんの会社でもとりいれてこの厳しい時代の
起爆剤としてみてはいかがでしょうか。
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