エントリー商品という発想で商品開発をする!?飲料篇 | 大阪・梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ

エントリー商品という発想で商品開発をする!?飲料篇


おはようございます!


四国のデザイナーIさん風邪ひいてませんかぁ?

昨日ほんと寒かったですよねぇ寒いなぁ~

そんななか、地元草野球チームの少し遅い新年会がありました。

幹事なのに、危うく予算オーバーするくらい飲んでしまいました見猿

でも鍋でホクホクでしたふふ~ん

来週からキャンプイン!今シーズンもがんばるでぇ~野球



ではよろしくお願いいたします。


アサヒビールが10月21日に発売したショウガエキス入り発泡酒


「ジンジャードラフト」


をみなさんは飲みましたか?
梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-ジンジャードラフト1

梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-ジンジャードラフト2

20代の若い人たちに的を絞って開発された商品で、

苦味の少ない飲みやすさが特徴です。


ビール系飲料でショウガエキスを含む商品は初めてで、

アルコール分は5.5%。


先日も「キリン スムース」という若い人に向けたビール系飲料を

紹介しましたが、かなり熾烈なバトルが繰り広げられています。


どこのメーカーさんもそうですが


「苦味を嫌う若い人たちにビール系飲料を

おいしく飲んでもらうにはどうしたらいいか?」
を真剣に考えています。


アンケートの結果ですが、缶ビールを「好き」と答えた比率は

40代が65%で最も多い反面、20代は44%と唯一50%を

下回りました。


ビール会社からすれば、若い人たちにビール系飲料を

おいしく感じてもらわないと、ビール会社の将来はないと

危機感を感じていることでしょう。


若者層の開拓は各メーカー共通の課題です。


自分も以前、ある社長さんと飲みに行った時のことですが、

自分と社長さんとその部下(20代の男性)の3人で飲み

に行きました。


そのとき、自分たち二人はすかさずビールと注文したんですが、

その20代の男性はビールではなく、梅酒を注文していたような
記憶があります。


自分たちの世代からすれば、「う、梅酒」みたいな感覚です。

あますぎて料理がおいしくないんと違うかな?


と思いましたが、その若者は料理も「おいしい!おいしい!」

と言って食べてました?


生活環境世代の違いがあるからとくに言うことはないんですが、
自分達の世代と違うのは、ビールが大人のお酒だと教育

されてきたのかなと思い起こしました。


20歳になったらまずはビール=お酒を飲まなければ成人したとは

思わない人が多くいたのかな?

と感じます。


まぁ確かに今ほどお酒の選択肢がなかったというのもあると
思いますが・・・。


そんな世代に

「ビール=苦い」

というイメージを打ち破るため、苦味をショウガの辛い刺激に

置き換えることに目を付けたに違いありません。


ショウガは「モスコミュール」など若い人達に好まれるカクテル

にも使われています。辛くて後味がしつこくない風味は
ビール系飲料の苦味とも調和するかもしれません。


アサヒビールの狙いははっきりしています。

「ジンジャードラフト」でビール系飲料になじんでもらう。

いわば「エントリー商品」の役割を期待し、次世代の

「スーパードライ」の顧客を開拓しようという狙いです。


ビール会社の若い人に向けた戦いはまだまだこれからのようです。

現在では12月の年末までの目標が80万ケースでしたが

予定をはるかに超えた模様です。正式発表はこれからですが・・・・。


みなさんの会社でも、「エントリー商品」という位置づけで

商品開発をしてみてはいかがでしょう。


会社の柱となる商品はすぐ売れなくとも、将来、柱の商品を

買ってもらうための商品開発です。


ぜひそんな発想で商品開発をすることもオススメします!!



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