『PlayPal Portable Player』レビュー | げむげむまにあ~ゲームニュースにツッコミを~

『PlayPal Portable Player』レビュー

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プレイアジアにて『PlayPal Portable Player』を購入。

セガの8bitマシンのゲームを20本収録したミニゲーム機です。

収録されているゲームは海外のマスターシステムとゲームギアのタイトル。

もちろん、全ての文章は英語表示です。
(本製品は海外で発売されたセガの正規品です)


ブリスターのパッケージ。


マニア向けの商品じゃないのでブリスターは、一回解体してしまったら元に戻らない設計

もう一度、ブリスターに入れて飾りたいコレクターはパッケージの下の部分からハサミorカッターを

差し込んで本体を取り出しましょう。

ちなみに上の写真は一度開封して、商品撮影後に再度戻した状態です。

わからないでしょ?


 

NDSとの大きさを比較。

写真に撮るとNDSとさほど変わらない大きさですが、角が丸いので体感レベルではNDSより小さく感じます。


 

電源を投入後はPlayPalという商品ブランド名(?)が表示されて、その後タイトル選択の画面に。

タイトル選択はエミュレータ風ですw

文字は余裕で判別できます。

アレックスキッドのタイトル画面。

液晶の具合に関してですが、アクションゲームでも問題なくプレイ可能です。

その辺は“百聞は一見にしかず”、動画を撮影したのでご覧下さい。



そして気になる収録タイトルは以下の通り。


- Super Columns
- Astro Warrior
- Kung Fu Kid
- Quartet
- Bomber Raid
- Sonic Triple Trouble
- Columns
- Sonic Drift 2
- Alex Kidd in High Tech World
- Alex Kidd in Miracle World
- Altered Beast
- Assault City
- Aztec Adventure
- Global Defense
- Fantasy Zone
- Fantasy Zone the Maze
- Penguin Land
- ECCO Tides of Time
- Snail Maze
- The Ninja


以上、今回購入したプレイアジアからのコピペです。

邦題との対応一覧に関してはRunner's High! さんに詳しく掲載されています。


 

ファンタジーゾーンのタイトル画面とゲーム画面。

ゲーム中のショップに入った画面を見た限りでは、文字の判別は厳しい。

読める文字もあるのでタイトルによってまちまちというところ。

本体上部の写真。

本商品には同梱されていませんけど、外部電源も使用可能。

右側に書かれている「AV」に関してですが、本製品に同梱されているAVケーブル(モノラル)を使用することで

テレビに接続可能です。

実際にプレイしてみましたが、まさにマークⅢそのもの。

 

写真左は本体下部の写真。

イヤホン端子が付いています。

写真右は本体裏面の写真です。

蓋を開けて単4電池3本をで稼働します。

ただし、蓋はネジ止めになっています……しかも安いネジを使っているのですぐにネジ山がバカになります。

早々に高品質のネジに換装するのが吉。



というわけで総評ですが、20本入って3000円前後と言うことを考えれば買っても損はしないと思います。

と言っても、元々のゲームを知っている人に限る。

当時のセガハードの置かれていた状況も“込み”で「懐かしい」と思えるハズです。

私はワゴンの常連だった『どきどきペンギンランド 宇宙大冒険』を見てハートウォーミングな気持ちになりました。


今のユーザーが「安いし、たくさんのゲームが入っているから」と言って買っても後悔すると思う。

もちろん今のユーザーが遊べるゲームもありますが、いいとこ5本くらいかな。


それにしても収録タイトルのチョイスが謎すぎる。

自社ブランドのタイトルしか収録できない事情があるにせよ、

出来ればゲームギアで発売された『ワンダーボーイ』や『ペンゴ』、

マークⅢで発売されていた『ウッディポップ』や『青春スキャンダル』、

『スペースハリアー』などを収録して欲しかったです。

そうすれば万人にオススメできたのに。


セガファンは買っても良いと思う。

送料無料だし。


プレイアジアのPlayPal Portable Playerのページはコチラ。


エンターブレイン

セガ・コンシューマー・ヒストリー

【対応機種】書籍

【価格】1995円

【発売日】2002年2月