かわいそうな忠犬 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズ野郎の雑記

うちの前に住みついているワンちゃん。

名前はわかりません。
声帯を切られているわけでもないのに無闇矢鱈に吠えたりしないので、コンドミニアム型アパートの住人さんたちに可愛がられています。

人が出かける時は小路口までついてきて、見送ってくれる。
それがいつの頃からか大通りまで出てきて、人の帰りを尻尾をふりながら待っていることにはビックリしましたが、なんのことはない、忠犬ぶりの最大の理由はちゃんとありました。

太腕おばちゃん時代には気前よくザンパンを施してもらったものの、新しい屋台主の仏頂面夫婦になってからは石もって追われるように、夕食の確保に難儀している。
とアパート管理室の受付嬢が解説してくれました。

そんなに肥え太ってる野良犬でもないのだから、チャーシューのキレハシぐらいあげたってバチは当たらないと思うのですが。
人徳のない上司に代わると下の人間がやりにくくなる、の縮図なんですかね。

太ウデおばちゃんの店に行くには、クルマ、バイクがビュンビュン走ってる大通りをわたらなくちゃいけないし。