「ア・ビガー・バン」ツアー終了 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

A Bigger Bang


25日のカナダ、ヴァンクーヴァー公演 を以って、「ア・ビガー・バン」ツアー終了。

「ライトを照らせ!」がまた登場したりして、ちょっと感無量。


************************************************************

■R・ストーンズがツアー興行収入最高額を更新=U2を抜く(「時事通信」11月26日12時8分更新)


【ロサンゼルス25日】

ビルボード誌によると、英国のロックバンド、ローリング・ストーンズの世界ツアー「ア・ビガー・バング」が、アイルランドのロックバンド、U2のツアーを抜いて、音楽界で史上最高の興行収入を記録した。


同誌によると、「ア・ビガー・バング」ツアーは2005年8月の開始以来、110公演で350万人の観客を動員し、収入は4億3700万ドル(約507億円)に達した。従来の記録は、U2の「ヴァーティゴ」ツアーの3億7700万ドルだった。


ローリング・ストーンズのツアーは、63歳になるミック・ジャガーがのどを痛めたり、ギタリストのキース・リチャーズがフィジーで木から落ちて頭を負傷したりして、何度か中断や延期、キャンセルを余儀なくさせられたが、記録を更新した。


ストーンズは2月に、リオデジャネイロのコパカバーナで200万人のファンを集めて無料コンサートを行ったが、これは当然、記録の中に含まれていない。

************************************************************


「ストーンズの興行収益を歴代1位にしよう!」とコンサート会場に足を運んだファンはいないでしょうから、こういう記録はあくまでも結果にすぎない。


チャーリーの喉頭癌、ロンのアル中リハビリを経てツアーが始まり、ツアー後半もキースやミックが肉体的、年齢的にハードな状況に直面していましたが、僕も去年の今頃は右半身がまったく言うことをきいてくれず、失語症の恐怖もたっぷり味わった。


ヘッドフォン着用を禁じられていても、CDラジカセで「A Bigger Bang」を小音量で聴いていた。

「ストーンズを聴く」ということは、「家の面倒を見る」「酒を飲める体に戻す」と同じ順位で大事なことだったので、僕は4月2日にはさいたまスーアリでコブシを突き上げていた。


個人的にも「16年ぶりに生ストーンズを目撃しました」だけでは終了できない、想い出ぶかいアルバムとツアーでした。


きくところによると、「ストーンズは来年春に欧州と極東で21回のステージを行う」という情報もありますが、その時はその時の楽しみにしておきます。