エスエス製薬の風邪薬「エスタックイブ」のCMといえば、ここ2年ほど次長課長の井上が出演していますよね。次長課長といえば、河本のイメージが強いので、井上単独でCMに出ていることに少し驚きました。





↑これは旧バージョン。最新のCMは動画が見つからなかったんですが、ココで撮影エピソードと一緒に見ることができます。


どちらも井上はサラリーマンに扮し、「重要なプレゼン前夜」「彼女との旅行前夜」に風邪を引いてしまうというシチュエーションを演じています。


しかし、ここで疑問。こういう役柄であれば、別に井上でなくても、というより芸人でなくても良いのでは?と思ってしまうんですが、「なぜ井上だったのか」を考えてみることにしました。


・サラリーマンにいそう。
⇒前述のおぎやはぎ同様ですね。ただ、井上の場合は仕事もそこそこできて、可愛い彼女もいるイケメンサラリーマン。「昭和」じゃなく「平成」のサラリーマンでしょうね。パッと見、広告代理店にもいそうだものw

・コミカルさを演出できる。
⇒次長課長はコント師ですから、コミカルな演技は役者さん同等にできると思われます。

・あえて、役者ではなく芸人であること、そして井上が単独であることの違和感
⇒CMですから、いかに気を引くかは重要。ここで役者さんが出てしまったら、当たり前すぎて流されてしまうでしょう。そこに敢えて芸人、しかも河本がいなく、井上単独で出ていることに違和感を持たせていることで、視聴者の気を引くことができます。


そう、だから、「平成のイケメンサラリーマン」っぽくて、コミカルな演技もできるけど、「チュートリアルの徳井」だとまた違う印象のCMになったかもしれないな、と。チュートリアルの場合、ネタで印象が強いのも、イケメンで女子人気が高いのも徳井の方ですから。


次長課長はネタやバラエティ番組で印象が強いのは圧倒的に河本ですが、井上は「吉本男前ランキング」でも殿堂入りしているほどですし、また吉本芸人とは思えないほど「ガツガツしていない」という個性も持っています。なので、「平成のサラリーマン」がしっくりくるんですよね。シュッとしてる、と言ったらいいのかなぁ。


ただ実際の彼は、かなりの「天然キャラ」でアニメやゲームオタクでもあるので、このCMのイメージからはかけ離れているんですけどね。。そこもまた魅力ではありますが。


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