こんなんありました! border= こんなんありました! border=

2007年 韓国 143分
監督:イ・チャンドン
出演:チョン・ドヨン、ソン・ガンホ、チョ・ヨンジン、キム・ヨンジェ、ソン・ジョンヨプ


(イントロダクション)
「スキャンダル」のチョン・ドヨンが渾身の演技でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いた感動の人生ドラマ。最愛の息子を失い、理不尽な運命に打ちのめされたヒロインの魂の彷徨と再生への道のりを、抑えたタッチで丁寧に綴ってゆく。共演は「グエムル -漢江の怪物-」のソン・ガンホ、監督は「オアシス」のイ・チャンドン。シングルマザーのシネは、幼い息子ジュンと2人で、亡き夫の故郷・密陽(ミリャン)に引っ越し再出発を誓う。自動車修理工場の社長ジョンチャンは、シネの気を惹こうと何かと世話を焼くが、シネは彼を俗物男と評して冷ややかな対応。そしてようやく新生活も落ち着きを見せ始めたとき、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲う。


『オアシス』と同じ監督だが、『オアシス』には希望があったが、

この作品の言いたいのが何なのかわかりづらかった。
我が子自分が言ったことで、顔見知りに誘拐されて殺されてしまったら、
正気でいられるはずがないだろう。
その状態で出会った宗教にのめり込む、
神など信じていなかったはずなのに、神を崇拝し始める。
嫌な出来事を忘れるため、いや生きていく為に宗教の力を借りていたのかもしれない。
立ち直るかと思われたシネだったけど、
皆の反対をおして刑務所に犯人に会いに行き、
犯人を許すと言い始め面会するが、そこで犯人に言われた言葉で精神を病んでしまう。
シネからすると愛していた亡き夫の故郷に移り住みにきただけなのに、
誹謗中傷されなないといけないのかと思っていたに違いないはず、
観ていてシネはすごく甘い女だと思った。

終わりは何か希望がみえるエンディングが良かったと思う。