サーブルドール騎士団春のシャピトル2011
ブルゴーニュ騎士団の2回にわたる記事の後、
今度はシャンパーニュです。
ただシャンパーニュを飲むだけではなく、こちらの騎士団は
シャンパーニュを開栓するときに、サーベルで瓶の先端ごと抜き取ってしまうという
お作法=サブラージュを継承するミッションがあります。
フルコースと同時にすぺてシャンパーニュが出てくるという、この会合
しかも今回は3月3日に行われたので、すべてロゼ・シャパーニュです
会場は、ANAインターコンチネンタルホテルにある、
ピエール・ガニエール
さて、そのお料理とシャンパーニュは…、
まずはサーブルドール騎士団の理事達の入場です。
そして大使のご挨拶の後、
理事達のサブラージュが始まります。
この日は名誉会員に、堺正章さんが就任されました。
マチャアキのサブラージュ…ちょっと何度か失敗したけど、
何とか無事に…、
ほっとしたところで、ご挨拶。
乾杯、まずは、
Delamotte Rose
乾杯と同時にアミューズです。
そして次の前菜のために用意された…、
Jean Vesselle Oeil de Perdrix
ラベルに、山鶉の絵が描かれている、ジャン・ヴェッセルの
ヴィユッ・ド・ペルドリです。 鶉の目のオレンジに似た色から、
ロゼのシャンパーニュにこの名前がついたそうです。
そしてこのヴィユッ・ド・ペルドリには…、
コリアンダーフレッシュの香るマンゴー、
かんきつ系のリエビックとタラバガニ
カニやエビなどの甲殻類の前菜には、フルーツが合いますが、
まさに、マンゴーと蟹の愛称は素晴らしいです。
お魚のメインのためのシャンパーニュは…、
Bollinger Rose
ピノノワール100%のボランジェはフェーバリットの一つです
果樹香と果樹味のバランスが良く、優しくて大好きなのです。
すずきのロースト
魅惑的なブイヨンとシリアル、ニンジンと紫蘇のアクセント
ソースとボランジェとのマリアージュもばっちりです
お肉のメインには、
Jean Vesselle Rose de Saignee
ロゼ・ド・セニエという名前の通り、マセラシオンという製造方法の中でも、
『セニエ』という方式で造られている素晴らしい赤色のロゼです。
シャラン産鴨とエピスを効かせたビガラードソース
アンディーブノブレゼとプティヴェールを添えて
これは美味しいの一言です
鴨の薄い血の香りとロゼのマリアージュも、素晴らしい
そしてそして、最後にここでも真打登場です。
Belle Epoque Perrier Jouet Rose 2002
チーズ達
今日のシャンパーニュ勢揃い
最後にピエールガニエール特選デザート
小菓子
フルコース最後までロゼ・シャンパーニュのオンパレード。
さすがサーブルドール騎士団の会合でした。
ご馳走様…。