木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) (新潮文庫)/新潮社

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上巻の2/3しか読んでねーけど、スゲーよコレ

嘉納治五郎、植芝盛平、塩田剛三、大山倍達、力道山、ジャイアント馬場、エリオ・グレーシー…。明治・大正・昭和の達人たち&講道館柔道とその他の流派の黎明期の人物相関関係が実に整理され、魅力的に描かれています。
とにかくプロ・アマの日本大河格闘群像劇のスケールのデカさにやられます。歴史的なオベンキョーの側面だけでなく、現代の格闘技の風景としっかりと地続きになっていて、実に興味深いです。
ま、とんでもなく評判いーのは皆様周知の事実だし、途中までしか読んでないオレが、今騒いだところで何も意味はないんだけどね、 紛うことなき傑作です。
で、作者は中井祐樹先生(実は10数年前、介護の専門学校に入る直前まで彼の道場で半年ほど柔術を習っていた事があります…)の北大高専柔道時代の先輩なのね。
書き手にも、ちゃんとストーリーを語る資格があるんだよ

七帝柔道記/角川書店(角川グループパブリッシング)

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こちら⇒ VTJ前夜の中井裕樹
直前のゴルドー戦と、その後のデカすぎる代償も含めて、涙なしには観れないです。
あまりにも壮大かつ複雑に絡み合う人間模様。
愛おしくて尊いです。
あと、知らなかったけど、井上靖も高専柔道(戦前にインテリ大学を中心に花開いた寝技に特化した柔道)出身だったんだね。
北の海〈上〉 (新潮文庫)/新潮社

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これもチェックしとかんとなー。
獏さんのコイツも読まないとなぁー(所有はしている)。
東天の獅子〈第1巻〉天の巻・嘉納流柔術/双葉社

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さて、話は、打って変わって先日酒席を共にしていた年下の女性から、私の服装に関してこんな発言を有り難くも頂戴致しました。
「バスコさんってスタイルいいし、ソコを自覚してるし、ソレを踏まえて上で、自分に似合ってる服を的確にチョイスしてますよね? なんか隙が無くてとっつきにくいんですよねー」
余計なお世話だバカヤロー


文字に起こしてみると、さもオレが鼻持ちならないイヤな奴みたいだけどさ、何が悪いんだよ?
ただ、お前のオレに対する分析&描写は正解だよ

でもさ、じゃーどんなカッコすりゃ正解なんだよ?
ファストファッションを上手い事組み合わせろってのか?(注:ファストファッションやソレを着用している人をディスるつもりは毛頭ないです。オレの中のマインドの問題です)
有名セレクトショップの提案する無難なソレに今更倣えってのか?
思い切ってバリバリのモードファッションに行けってのか?
ワリ、無理だね。
この十数年、ふらふらと寄り道をしながらマッシュマンズを経てよーやく正解を導き出そーとしてるんだよ。
迷わんぞ、オレは

さらに話は変わって、4歳年上のうちの2番目のアニキは重度のメタル者でして、ドイツのクラブにハロウィンを観に独りで乗り込んだり、イギリスはドニントンのモンスターズ・オブ・ロックに繰り出すなど、中々のメタルヘッドバンガーズジャーニーな漢でした。

昨年もオズフェスとラウパの二日間&サマソニ初日のメタリカを4歳の息子を連れて参戦(幼児虐待ともいえる)したアニキ。
で、今年の7月。嫁と二人の餓鬼を日本に残し、コイツを観に渡英するそうです。

我が身内ながら、フットワークの軽さに脱帽。
で、今年のラウパは、尿意・デイマィオ(田丸浩史)がご降臨されるそうですな。
⇒ コチラ
イヤー、前述の「メタル・エヴォリューション」でも頑なに取材を拒否してイメージを守ったディマイオ閣下。
ここはナマで観に行っとくべきかぁー

あぁー漢はヤッパ、全身レザーで武装しないといかんよね


とりあえず、ダイアモン様みたいにドタキャンは無しにして欲しいね。