久しぶりに大阪の創作家である藤本義一さんに関連する記事を読んだ・・面白いです。

「食べ物関連、占い霊感の類のテレビ番組は、邪道である。背後霊がどうのこうの、食べ物屋の紹介なんて、いちばん金がかからず、それで数字がとれる・・とても薄ぺっらい」と切り捨てる。

「衣食足りて礼節を知るという言葉があるが、今は、どうもそうでない。社会や文化に対するテレビの影響は強大だからこそ、このままテレビが現在のままだと、社会や文化の劣化が進むのではないか・・」と危惧する。

~藤本義一さんが、ある経済誌に載せたというエッセイからの抜粋~

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

文化の化に、草冠をつけると、花になる。


文化の化が、冠になると、貨になる。

あいうえお憲法  
あ:アイディア い:インタレスト う:ウォーク え:エキサイティング 
お:オーナーズシップ(自分が創ったという確認)

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


含蓄の深い言葉です。あいうえお憲法の5項目がないと、自分のドラマが完成しないという人生哲学にも通じるのでしょう。

小生が、高校時代の頃、藤本義一さんは、人気絶頂でした。

高校時代のクラスメートの一人が、

「うちの母親は、作家の藤本義一の奥さん(藤本統紀子さん)と高校時代に同じクラスメートだった。わたしの方が成績も器量もよかったのに・・あの人は、藤本義一の奥さんになって、それなのに、わたしは、牛乳屋の女房。こんな人生になってしまった・・」

と自分の母親の自虐ネタを話していたのを思い出しました。(笑)

はて、あのクラスメートの母上さまは、その後、幸せな人生を過ごされたのだろうか・・?