「牙狼<GARO>」初回放送より今日で11年!小西遼生・肘井美佳が当時を振り返る。 | GARO PROJECT 牙狼<GARO>最新情報

「牙狼<GARO>」初回放送より今日で11年!小西遼生・肘井美佳が当時を振り返る。

初代TVシリーズ「牙狼<GARO>」は2005年10月7日の放送開始より本日で11年
そこで、主役の冴島鋼牙役・小西遼生さんと、ヒロイン御月カオル役・肘井美佳さんのお二人に改めて当時のことを振り返って頂きました!

         

小西「撮影当時は、最終回がどこに行きつくのかもわからず、ただガムシャラに作り続けていたので、改めて物語として観てみると、相当つくり込んでいて衝撃的で感動しますね、物づくりのレベルの高さが感じられる。特に特撮は派手さとかいかに目立つかというところに焦点が行きがちですけど、ドラマとして観ても楽しい。物語もいいですよね。当時は深夜にドラマなんかなく、しかもこれだけ作りこんだものが見れた。高級嗜好品ですよね。すごいことだと思います」


肘井「改めて観ると、自分の未熟さもあるが、今の自分にはない引出しがあるように感じます。全体像が見えず、その都度集中して撮っていたので、この後の展開を知っているうえでみると、新鮮ですね。あとはテーマが普遍的。人間のやさしさと、弱さ、そしてそれを乗り越えた強さが描かれてますよね」


小西「何もないところからすごいものを作る。ゼロからイチを創り出すというのはすごいことですよね。一番最初に生み出したものの根っこがこの作品にはあると思います。チームとしての奇跡感がそこにはあったと思います。誰一人として一切油断してなかったですもの。殺気だっていました。監督から10年、20年後にもお前が自信を持ってやったと言える役になると言われてたんですが、本当にそうなりました」


肘井「クランクアップの瞬間は、現場の人が皆で抱き合って、全員が泣いていた。大の大人がですよ。牙狼はこんなに続くとは思ってもいなかったけど、もう少ししたら牙狼に触れていた時間の方が人生において長くなるのかもしれない。牙狼に触れなかったら全く違う人生だったんだなと思います。牙狼に関われたことを心に想いながら、ずっと一緒に居れたらいいなと思います」


小西「監督が作りたいものを、一緒に作れた。これ以上ない歓びです。10年間ということは、歴史に残ったという事なんだと思うんです。今度牙狼に関わることが出来るとしたら、前作を越えるとかではなく、もう一回10年先に残るものを新たな気持ちで作りたいなと思います」


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