使っているノートのことなど | The・1600

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江戸時代を舞台にした小説を書いていますが、ときどきハガキ絵などもアップします。

 いつアイデアを得るかわからないので、ノートは手放せない。

 使うノートが決まっているわけではないが、marumanのハガキサイズ・クロッキーブックは4個のバッグすべてに入っている。

 白紙で絵も描けるし、アイデアを図にして考えるときなど、見開きにして使う。小さいから移動中のメモでも邪魔にならない。

 キーワードアイデア(キーワードを一語書いて、その言葉から連想、発想して行く遊び)の訓練もできる。

 このクロッキーブックは、十年あまりで、段ボール箱2個分ぐらい溜まってしまった。

 これの4倍ほどの大きさのものが寝室の枕元に置いてあって、寝る前の落書き用にしている。

 ある時期、すべてを纏めて一冊にしていた。しかしテレビを観ながらのメモ、トイレに置いてあるクロッキーブック、キャラクターの覚え書きのため、パソコンの脇に置いてあるノート、などとやっていたら、結局分散してしまった。

 ノートが傍にあると、幸せを感じる。

 紙が好きなのだろう。



 ノートは右ページしか使わない。

 左ページは、アイデアが育った場合、右のメモに書き落としがあった場合など、何かを書き足すために空けてある。

 アイデアだけしか書いてないページなら、切り取ってクリアファイルに入れ、アイデアノートとして保存することもできる。

 右ページの左5分の1ぐらいの所に、縦に一本線を引き、そこを目次にする。日付も入れる。

 居間に置いてあるノートは、テレビドラマの面白いセリフ、美術展の日付、美味しそうなお店などのテレビ情報、アイデア、夫婦の確認事項、なんでも書くので、目次がないと、どこに何が書いてあるかわからなくなる。

 ちなみに、日記帳には、映画や美術館のチケットの半券、食べた店の割り箸の袋、リーフレットなど、記念になりそうなものならなんでも貼りつけておく。

 居間のノートは、ひと月に一冊は潰したいと思っているが、最近は三か月も四か月も使い切らないときがある。

 アイデアにも苦労するようになった。



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 左上は一ツ橋ノート株式会社の『シャーウッドの森』・A4サイズ、キャラ用。表紙が厚いので、立ったままでも描ける。

 右上は株式会社デザインフィル ミドリカンパニーの『MD NOTEBOOK』。中が白紙なのでなんでも書ける。オプションで革表紙もあるのだが、高価なので、私はビニールカバー。

 左下は、ZEQUENZの360°、という製品。これは綺麗に開けるので、見開きで絵を描ける。見開きで使う場合は、一枚飛ばして使う。

 右下が、長年愛用しているmaruman s163。このハガキサイズには紙の薄いタイプもあるが、厚い方が使いやすい。

 クロッキーブックは、ボールペンがのりやすいので、長く書いていても手が疲れない。

 このほかにもバインダー式のノートが4冊。裏をメモ用にと切った、プリントアウト原稿など、そこら中に散らばっている。

 大学ノートの、100年ノートもよく使っていたが、薄くてすぐ書きおわるため、いつのまにか使わなくなった。

 ペンも、すべてのバッグに4、5本は差しているが、その話はまた別の機会に。



 ガモジン