日本テレビ系でお正月に放映されていた「はじめてのおつかい」を見ました。
年末にこの番組の番宣として過去の分をやっていまいて、面白そうなので録画予約→CMをスキップしながら見ました。
ウィキによると、毎年100名からの子供たちを撮影して、実際に放映されるのは、その10分の一ほどとか。子供たち(ほとんどが幼児)台本が効かないし、ペットの撮影と違って(おそらく)撮り直しも効かないのでしょうね。例年20%程度の視聴率を上げて、しかも25年も続いている番組らしいです。不定期だそうですが、お正月と夏の海の日に放映されることが多いようです。今年の分ではスタッフの裏側や撮影のノウハウのようなものも公開していました。

どの子供たちも笑わせたり、泣かせてくれるのですが、このシーンは歌手でタレントのダイヤモンド・ユカイの双子の息子達がなんとクリーニング屋さんにお父さんのシャツをクリーニングに出しに行って、すでに仕上がっているシャツを受け取ってくるというものです。
こういう番組や映画、本などで、クリーニング業がどのように取り上げてくれているか?にはおっさんは敏感です。(福島の同業者の影響)昔は、割と小規模で家族中心な家業的に描かれることが多かったのですが、このシーンに写るクリーニング屋さんは受付だけをするいわゆる路面店の直営店のようでした。

まぁこれだけなら、同業が登場しただけなのですが、うれしくさせた事がありました。三歳の双子がお使いに来てくれたお駄賃として、お店では両名に風船をプレゼントしてくれるのです。風船は、ヘリウムとかが入っている立派なものではなく、店員さんが口で膨らませるなんでもない風船です。でもすごく喜んでくれるのですね。
そして、クリーニング屋さんから次のお店に移動中に事件が発生します。片方の彼の風船が割れてしまい、泣いてしまうのです。回りのスタッフ(勿論変装しているのですが)にも「あぁ~どうするの?」の雰囲気が漂います。どうなるか?

そこで片方の彼が「もう一度クリーニング屋さんで風船ももらおう」と提案します。彼の頭の中では、クリーニング屋さんはきっと風船をくれるだろう、と考えてくれたのでしょう。泣きながら、お店に登場した二人ですが、店員さんはすぐに気付いてくれて、また風船を膨らませてくれました。彼女の呼吸に合わせて自分も膨らませている気分の三歳児がかわいい~。

以前にもクリーニング屋さんが登場したことはあるかも知れませんが、やっぱりうれしいですね。地域密着で、幼児でもていねいに接客してくれる業種として認知されているのを感じますね。お店も過度に気を効かせた応対をしてもいけないだろうし、あれが普段の姿だと思いたいです。

画像はテレビの画面を直接デジカメで撮影してみました。縞模様などが入るのかと思っていたのですが、案外キレイに撮れますね。