御利益やいかに? | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

あ。

ピグ、整形してみました。

いろいろいじくってみたけれど、

何やっても「似てねぇ」感じです。

なので、思いきって200%ほど美化してみました。

へへへ。許されよ。



浴衣クロ   浴衣クロ   浴衣クロ   浴衣クロ   浴衣クロ


さて本題。


先週末、ゆかた祭りがありました。


この地方の、ゆかたの着初め的お祭りなのですが、

元々は、繁華街にあるお寺のお祭り。


土曜日は、た~ぴんのスイミングのクラスの参観だったので、

そこから歩いてお詣りに。


スイミングスクールを出たら、空にまっくろい雲が広がっていたので、

こりゃひと雨来るだろうなと覚悟していましたが、

お寺に着く直前に降り始めました。


ぽつり


というより


ぼつり


という方がぴったりな大粒の雨。


お空の上で、バケツが何個もひっくり返ったんでしょう。

やがて土砂降りに。


通りに軒を並べた出店で雨宿りという訳にもいかず、

大勢の人達が近くのビルの入り口に駆け込んで

空の方を見上げています。


われわれ家族は、

そんな人々を横目に見ながら

「ちゃ~んす!」とばかりに、お寺に向かって駆けていきました。


案の定、境内は空いていました。


毎年、

人気の神社仏閣の初詣状態のように、

お詣りはほんの数秒しかできないので、

心の中で、超早口に

「家内安全 商売繁盛」と唱えるので精一杯なのですが、

今回は違いました。


お詣りを済ませた人々も出るに出られずお寺の軒下で雨宿り。

出口の門の下も降り込められた人達でいっぱい。


私は信仰を持たない人間だけど、

せっかくだから、た~っぷりお祈りしてきました。

都合のよい宗教観?

「家内安全 商売繁盛」って何回繰り返してもお釣りが来る程の雨!


とは言え、

携帯で雨雲レーダーを調べたら、本当に局地的な雲だったので

「すぐに止むよ」とた~ぴんに一声かけてから、

のほほんと雨宿りを楽しみました。


その間に、た~ぴんは豪華景品が当たるくじにチャレンジ。

あんなに熱心にお詣りしたんだから!と期待したけれど

ちっちゃなうちわでした・・・。


ま、いちばん良い景品といってもテレビなので、

そんなところで運を使い果たしちゃいけない。

この間私が買った宝くじさえ当たってくれりゃぁいいんです。

イチオクエンとか。



やがて雨も上がり、

戻ってきた青空の下、ゆかたを着た人波にもまれながら

帰ってきました。


まだ土曜日の午後だったし、そんな空模様だったから、

ゆかた率はそう高くはなかったみたいです。




そんな中、はっとするようなカップルを発見。

高校生ぐらいかな。

女の子は、清楚なアイドル系。

学園ドラマなんかでは主役も張れそうな美形です。

で、並んで歩いていたのは、

えーと、「ピザ系」男子?

余計なお世話なんだけど、

その男子に「でかした!」と声を掛けたくなった

お節介おばさんは私です。


お節介ついでに。

最近、男性の浴衣姿も多く見かけるのですが、

「なんじゃ、そりゃ?」的着付けの男子発見。

えーと、「定吉」系男子?

兵児帯をおへその上辺りで結んでるんですよ。

せっかくのゆかたが泣いてるぞ~と

ちと悲しくなりました。



さて、思わぬお天気のおかげで

たっぷりお詣りできた今年のゆかた祭り。


家に帰って宝くじを確認しようと思ったら、

なぜか見つかりません・・・・。

どこに置いたか、まったく記憶なっしんぐ。


なんか

見つかったところで御利益を使い果たしてしまいそうな予感・・・。


がっかり