忍法木トンの術 ~アブラゼミ・木と一体化~ | Totoronの花鳥風月

忍法木トンの術 ~アブラゼミ・木と一体化~



先日開催された、


モロッコ王国大使館主催


モハメッド6世国王陛下即位17周年記念


及び


モロッコ王国・日本国交樹立60周年記念


レセプションの様子を


ブログに掲載しようと思うのだが、


写真と内容の整理に手間取り、


掲載が遅れています。





明日から掲載しようと思いますが、


その前の息抜きブログ。





我が家の庭にやってきた


アブラゼミの様子。






下の写真は


梅ノ木の


手作り巣箱を写しているのではありません。



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アブラゼミがとまっているのが


分かりますか。





忍者が使うという


「木トンの術」。






若い人は知らないでしょうが、


私たちの若い頃は


「木トンの術」


「水トンの術」


「土トンの術」


などと言う


木や水や土になりきって隠れる術が


流行ったものです。






その


木トンの術の名人、アブラゼミ。



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ここまで寄れば


お分かりでしょう。








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それにしても


このような木肌の荒れた古木にとまれば


見事に姿を隠すものですね。





小学校の頃


松の木にとまって鳴くアブラゼミを


声の出所を頼りに


必死で探して


ハエ取り紙のネバネバを塗った


細い竹の先で


ペタッとくっつけてセミを採集したことを思い出す。





昆虫採集は


夏休みの成果を発表するのに


一番の手段で、


昆虫の種類が多ければ多いほど、


自慢できることでした。





今頃は、


命の大切さを教えるのに、


虫もミミズも蛇も


命があるのだから


殺してはいけないなどと


トカゲなど怖くて捕まえられない親が、


もっともらしく教えるので、


子供たちは


ハエ一匹捕まえられない弱い人間になっている。





ゴキブリだって殺してはいけないなどと言う


いかにも命を大事にしているような言い方をする人は


その実


どんな生き物も手にすることができないような


軟弱者が多いのである。





困ったものだ・・・・。





セミの話から


またしてもずいぶん話がそれました。




ご容赦あれ。