びっくり!国立西洋美術館 ~カラヴァッジョ展と常設展鑑賞~ | Totoronの花鳥風月

びっくり!国立西洋美術館 ~カラヴァッジョ展と常設展鑑賞~



2016年5月17日(火)、


銀座へ出かけたついでに


上野の


国立西洋美術館へ


今開催中の


ルネサンスを超えた男


「カラヴァッジョ展」


見に行ってきた。



kv1



カラヴァッジョとは


バロック期のイタリア人画家で、


あたかも映像のように人間の姿を写実的に描く手法と、


光と陰の明暗を明確に分ける表現は、


バロック絵画の形成に


大きな影響を与えたと言われる。




企画展は


撮影禁止なので


ポスターでの案内だけしかできません。






会場の


国立西洋美術館。

kv2


外国の美術館と比べると


何の変哲もない


四角い箱型の美術館なので、


フランスの


ルーブル美術館ほどではなくても


もう少し迫力ある建物にしてほしかったな~、と


思いながら中へ入ったのだが、


この考えがとんでもない思い違いであることを


帰ってきてから思い知らされた。




びっくりしたその出来事については


最後に記します。









国立西洋美術館の右側には


「弓をひくヘラクレス」が


力強く身構える。



kv3



この像の原型は


美術館の常設展に展示されています。



kv3-2

「弓をひくヘラクレス」


エミール・アントワーヌ・ブールデル作。





常設展には


さまざまな芸術作品が並びます。



kv4


「考える人」


オーギュスト・ロダン作。







こんな絵画もあります。



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「雪のアルジャントゥイユ」


クロード・モネ作







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「アトリエのモデル」


パブロ・ピカソ作







kv6

「帽子の女」


ピエール=オーギュスト・ルノワール作





そのほか


さまざまな作品に触れてきましたが、


芸術とは


時代を超えて生きる


永遠の命を持っていると


改めて思った次第。





さて冒頭の


びっくりした出来事について。




この


何の変哲もない箱型の建物。




この建物について


文化庁は、


17日、


国際記念物遺跡会議(イコモス)が


ユネスコの世界遺産委員会に


国立西洋美術館本館など


世界文化遺産への登録が適当とする勧告をした、と発表した。




イコモスが登録を勧告した場合、


そのまま認められる可能性が高いので、


東京都内では初めての


世界文化遺産誕生と言うことになる。





kv8



この


箱型の建物が


世界文化遺産?




驚いてしまったが、


この建物は


フランス人建築家


ル・コルビュジェが設計したもので、


この建築家の設計した


世界7カ国17件の建築作品が


世界遺産になるらしい。





見ただけでは


その良さはわからないものだと、


思い知った次第。





人も建物も


見てくれでだけでは何もわからない。





注意しなければ・・・・。