国立駅北口の悲劇 ~ドライバーの非常識~ | Totoronの花鳥風月

国立駅北口の悲劇 ~ドライバーの非常識~


先日、


カラスの子供達が


元気に巣立った国立駅北口。




そこで


悲劇が起きた!




ドライバーの非常識が生んだ


悲しい事故である。




事故は、


去る10日午後3時50分頃発生した。




北口のロータリーで


乗用車が、


年端もいかない小学生を、


しかも横断歩道を渡っている小学生を、


歩道上で跳ねたのである。






その子は


すぐに病院に運ばれたが、


治療の甲斐なく亡くなった。





跳ねたのは、


同じ国立市の住人。






昨日から、


その現場近くの交差点に


花束が絶えない。




Totoronの花鳥風月-ge1



こんなにたくさんの人たちが、


彼の死を悲しんでいる。






花束は、


多ければ多い程


悲しみが深い。






この事故の原因は、


運転手の前方不注意は当然だが、


それ以前に


こんな事故の発生する因子が、


国立駅北口にはあった。






それはこれ。


Totoronの花鳥風月-ge2



道路の中央寄りに、


平気で駐停車する車。





私は、


終の棲家を国分寺に決めてから、


よく国立駅を利用するようになったが、


その時


一番驚いたのが、


この中央線寄りの図々しい駐車。






全国各地を転勤して、


交通事情は見てきたけれど、


中央寄りの駐車などは、


どこの県でも見なかった。






余りにもひどいので、


文教地区とは名ばかりになり、


幼い子供の教育上、


法律違反を当たり前みたいに見せることは、


決してよろしくないと、


国立市に意見を言ったら、


中央付近にコーンが置かれて


駐車できなくなったはずなのに、


習慣になった違反行為は、


改善されることはなかった。





そして今回の事故である。





事故原因に


運転手がいっている言い訳は、


「中央の直進車線を走っていたら、中央車線に停止車両があったため、


左折車線に移動して追い越しをかけ横断歩道に入ったが、


停止車両に気をとられ、前方に気付くのが遅れた」


と言うことである。





何と言うことだ。





運転手の前方不注意は、


当然のことながら責められるべきだが、


そのあと


今日も、


相変わらずのこの不法駐停車である。







このような車の運転手に共通していることは、


ほとんどが


会社帰りの旦那や、


学校帰りの子供を


ちょっと、という感覚で迎えに来る


主婦の運転する車。






これが、


道交法違反などは全く意識にない。






そして、それが重大な事故に結び付く恐れがあることなど、


彼女らの眼中には全くない。





利己主義の最たるものである。





全国的にも、


最も恥ずべき駐停車違反が


平気で行われている、


国立駅北口の、


なんとも悲しい事故である。





警察と、


国立市は


早速手を打たなければ、


また次の犠牲者を出すだろう。





人が死ななければ


次の手を打たない


行政の善処を強く切望するものである。