鈍感力を育てる。 | 古池と蛙

鈍感力を育てる。

中島義道の「カイン~自分の弱さに悩むきみへ~」を途中まで読んだ。俺のことが書いてあるみたいだ。何にしても自分は弱いなと感じて悩んでいる人は読んだ方がいい。頭ではなんとなくわかっていたけれど、それをここまで言語化してくれると自分の悩みを整理する事ができる。オレはひどく敏感というか神経質なんだろう。上手く生きていくということは物事に鈍感になっていくことなのかもなと思った。おそらくオレももう少し会社に通い続ければ自然に適応して鈍感になっていけるんだろうな。

オレがここまで思い悩んで苦しんでいる原因は話し下手であることよりも気にしすぎてしまう性格にあるんだろう。だからといってじゃあ明日からどんかんになろうと思ってもなれるもんじゃない。どうするか。中島さんは期待に背くようなことや人の迷惑になることをしろといっている。ここで重要なのは頭で考えるのではなくて実際に行動をするということだと思う。その行動が己を変えていく。それはオレも海外旅行へ行って感じたことでもある。実際に行動をして体にしみこませる必要がある。

渡辺淳一の鈍感力も読んでみよう。いまオレにできるのはひたすら耐えるのみ。だんだん年をとるにつれて鈍感になっていくはずだ。