先日の日本対フランス戦、一時は４点差まで迫りもしや大金星かと期待も膨らみましたが、
残念ながら下馬評を翻す事はできませんでした。
次は開催国でもある王者ニュージーランド（ＮＺ）戦。
あまりにも強大な壁ですが持てる力をすべてぶつけて挑んで欲しいものです。
ところで今回のＷＣ開催でＮＺの地元紙が試算したところによりますと、ホスト国であるＮＺ協会の収支は
２６億円もの赤字になる予想だそうです。
前回のフランス大会で２２４万人だった観客総数も半減の予想をされています。
なにしろＮＺの人口はたったの４００万人。だから国外からの観客が増えなければ入場者も増えません。
それでもＮＺ国内でのラグビー人気は高く、国民のほとんどは代表のオールブラックスファン。（だと思う）
さらにアクセスの良い南半球ではラグビー人気は高いわけですから、決して環境が悪い訳ではありません。
それでも大苦戦。
では２０１９年にＷＣを開催する日本はどうなってしまうのでしょうか。
人口は３０倍でもファンの数は到底同じ比率では無いでしょう。
日本ラグビーの進化のためにホスト国として名乗りを挙げたのなら、受身にならずに前向きに
ファンづくりに取り組んで欲しいものです。
なでしこ宜しく、今開催中のＷＣで日本代表が活躍することが一番のカンフル剤かもしれませんが、
世界での日本のランクを考えると簡単な話ではありません。
もっともっと工夫して取り組まなかればホスト国として情けない結果になりかねませんし、
逆効果でラグビー人気がさらに下がりかねません。
レベルの高いゲームを観ながら私もその策を練ってみたいとと思います。