手術後の病理結果 | 37歳独女!乳ガン闘病中!→44歳乳がん再発

37歳独女!乳ガン闘病中!→44歳乳がん再発

2012年12月26日に、
右乳房にステージⅡの乳ガン告知を受け、抗がん剤8クール、乳房&リンパ節全摘。
その後、インプラント再建術も終えて順調に幸せな日々を送っていた7年後の2020年2月乳がん再発。

いよいよ結果発表!
ドキドキドキドキドキドキ



一ヶ月ぶりに会う担当女医さん。

開口一番「良い結果でしたよ♪」と。


良かったーーー!!!
安心してその後の話を聞く事ができた。


■現在までの治療内容まとめ。
・術前抗がん剤8回
(FEC4回、ドセタキセル4回)
・手術…乳房全摘、リンパ節全摘(16個)


■病理結果
・がんの大きさ:3.2cm
・リンパ節転移:有…16個中1個のみ
・リンパ管への広がり:なし
・静脈への広がり:なし
・ホルモンレセプター:陽性(ホルモン療法がよく効くタイプ)
・HER2(ハーツー):1(ハーセプチンが効かないタイプ)



リンパ節転移が1つのみで、他のリスク因子なしなので放射線治療は不要!

乳ガン発覚時に、陽性か陰性かですったもんだしたハーツーは陰性で確定したのでハーセプチンも不要!



結果、私のガンは大人しいタイプだったみたい。

当初は、しこりのサイズが5cmと大きいので、まずは先に抗がん剤で小さくしてから手術をする事にしたんだけど、もしも手術を先にしてこの結果が分かっていたら、抗がん剤は無しか、再発防止の為に4回だけでもやっていたかだったみたい。

更に、乳首の周りのガン細胞は完全に消滅していたので、乳房上部の部分切除(温存)のみでも良かったみたい。

また、リンパ節に関しては、見張りリンパ(一番手前のリンパ)1つが転移しているかを手術中に取り出して調べ、転移していたので残りのリンパも全て切除したんだけど、結局他は全て転移なし。
無駄にリンパ節全摘の後遺症だけが残った…。


でも、これはあくまでも結果論。
全摘した乳房やリンパ節をホルマリン浸けにして、薄くスライスして隅々まで調べてやっと出た結果。
(そのショッキングなカラー画像も見せてもらった!)

残念ながら、MRIでもCTでもエコーでもここまでは調べられない。
現代の医学では、切らなきゃ分からない。

だから、私は『再発のリスクをかなり低くする為の最上級の治療が出来た!』と思うことにした。

これで、今回の乳ガン治療は終了。



これからは、再発を防ぐ為の第二章が始まる。

抗がん剤で再発リスクを40~50%低くしたので、次はホルモン療法で更に40%低くする。

乳ガン細胞の増殖を抑え、反対側の乳ガン発症を減らす為、
タスオミン20mg(ジェネリック)1日1錠を服用する。5~10年間。

乳ガン細胞の増殖を促進する『エストロゲン』の産生を抑制する為(閉経させる為)
リュープリンをお腹に皮下注射する。
3ヶ月に1回を2年間。

どちらもまた、さまざまな副作用がある為明日から1ヶ月間タスオミンを試して副作用をみて、来月末にリュープリンを注射する事になった。

これから10年間、頑張るぞー!!!





第一章 『37~38歳 乳ガン闘病記』

~完~






あ、第二章につづく…