そういえば、FOLFOXFOLFIRIの時の5-FUお持ち帰りボトルについて詳しく書いていませんでしたね。




話が前後してしまいますが、簡単にまとめておきます。

あのポンプを見ただけでも吐き気がしてきそうなので、当時の写真は撮っていません()




代わりに5-FU返却用のケースを紹介します。

私が使用していたのは、ダイソーで売ってる工具用のケースです。


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持ち手があると便利です。


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大体、ペットボトルが入る大きさがベストです。

(5-FUが余裕で入ります)


直腸癌、癌ニートな生活-DSC_0391.jpg



あのお持ち帰りボトル、本当に邪魔なんですよね。



まず、見た目がいかにも・・・な病人姿になるわけです。

オマケに副作用のピークを体験しながらの不便な生活。



「こんな事をしなければ私は生きていけないのか・・・」



と、かなりの精神的ダメージを受けました。


(入浴時については次の記事で書きますが)


途中で針が抜けてしまわないかとか、抗癌剤の漏れや、落ち具合を常にチェックしなければいけないし、とにかく気を遣います。



たったの46時間我慢すればいい事なのですが、やっぱりツライものはツライ!



今現在はXELOX療法でゼローダを服用していますが、これが5-FUと同等の効果があるらしいのです。




お持ち帰りボトルから解放されて精神的には楽になったけど、




「経口抗癌剤になってみて、体は楽か?」



と聞かれたら、実際はそうでもないんですよね。



経口抗癌剤の場合、点滴直後の副作用で吐き気があろうが、食欲不振の時でも飲まなければいけないという地獄。



自分の体調に合わせて休薬も出来るのが利点ですが、延命治療の私にとっては出来れば休薬は避けたいし、何が何でも飲まなければ・・・という男気を試されているような気分になります()



そして2週間は飲み続けなければいけないので、胃痛等の軽い副作用がダラダラと続く感じなのです。



結局どの抗癌剤も、それぞれ副作用が違うし、また違った辛さが出てきますよね。


ペタしてね