春~夏シーズンに取り上げた上昇C級馬がB級に昇級し、更に力をつけてきているようです。7月から注目のラブルビーが10/16のオクトーバーカップを完勝。B2の特別戦、しかも1800メートルをキッチリこなし、力が順調についてきているようです。
 しかし個人的には、1200?1600の短いところの方が向いているのかなという印象です。長いところでももう少し時計が詰められれば面白い存在になると思います。JRAから再転入後9連勝を達成し、いよいよB1、そしてオープン入りへ、C級コラム筆者としては期待が高まる一方です。
 年末のグランプリ・桐花賞のファン投票候補として、是非皆さん検討してみてはいかがでしょうか。文字通り「C級を制する者は、岩手競馬を制する」を、体現できるかどうか、今後の動向が楽しみな1頭です。

<今回見つけた上昇C級+頑張るロック世代>
サクラミストラル(牝3 盛岡・平澤芳三厩舎)
→10/8、10/15と連闘ながら力強い競馬で2連勝。まだC2中位だが、上位組とも十分戦える力を持った1頭。これまで、バンチャンプ・バンケーティング・マイネルティーダなど、粘り強い走りで競馬場を沸かせた名馬を手がけた名門・平澤厩舎の看板ホースになれるか注目したい。


ローズウィルドゥ(牝3 水沢・佐藤雅彦厩舎)
→岩手転入後、掲示板を外さない堅実な走りで、じわじわ力をつけてきている。10/16に僅差での勝利を収めたが、走破時計の1分27秒0(1400m・不良)は自己ベスト。C2上位、C1と、出世街道を進めるかどうか注目したい。

シャイニーハリアー(牡4 盛岡・熊谷昇厩舎)
→ロックハンドスター世代の4歳馬が、10/17のJRA交流・フレンドリーカップ「シリウス賞」でJRA勢をねじ伏せ快勝。岩手のファンにとって嬉しい1勝となった。亡きロックの分も・・・同期生が頑張っている。