いよいよ10月に入ります。今週末の開催から、ミスター・ピンクでおなじみの内田利雄騎手が期間限定で騎乗します。今回はどんな騎乗を見せてくれるか楽しみです。また、内田騎手参戦によって、馬券戦略がどのように変化していくか、しっかり見極めていきたいものです。
さて、今シーズンの岩手競馬ですが、騎手リーディング争いに変化が見られます。これまで、菅原勲騎手・小林俊彦騎手・村上忍騎手の3つ巴の構図だったのが、若手騎手の台頭により崩れています。特に盛岡所属の斉藤雄一騎手や山本政聡騎手の浮上が目に付きます。盛岡開催でずっと来ていたため、輸送のない盛岡所属馬が有利に作用している面もあるでしょうし、重賞や特別でも活躍しているところを見ると、騎手自身の実力アップはもちろんのこと、オーナーや厩舎関係者からの信頼・期待がどんどん増しているのではないかと思います。様々な見方があるでしょうが、やはり若手騎手の台頭は、競馬を盛り上げるので、これからも熱いレースを見せて欲しいですね。
<今回見つけた上昇C級馬>
①チャーガンジュウ(牝3 盛岡・城地俊光厩舎)
→粘り強い走りで初勝利。次走も要注目!
②ゲンパチドリーム(牡4 水沢・新田守厩舎)
→春の好調馬が鬼門のC1マイル戦で見事な復活。
③ラッキースマイル(牡7 盛岡・葛西勝幸厩舎)
→7歳のベテランがC2一組の選抜戦を快勝。同条件ならC1でも十分足りる。
(岩手競馬を愉しむブログ【拾って繋いで】 斎藤てる)