湯治療法(普通のお湯で全然効きます)
この療法は完治しませんが、今現在アトピーの状態がひどい人、脱ステロイドで苦しんでる人が、緊急避難的に楽になるためにかなり有効な療法です。
全身の皮膚の炎症がひどく、皮膚の中が出て傷だらけで、リンパ液でベトベトだった私はこの湯治療法で救われました。
方法は、毎日一日三回、時間をあけてトータルで4時間半以上お風呂につかります。つかる時間が長いほど早くアトピーの状態は良くなります。
私の場合、トータル3時間だとよくなりませんでした。一番ひどかった最初の頃は、トータル6時間つかってましたが、大体一回1時間半くらいはいると、すぐに良くなると思います。
お湯の量は乳首がつかるかどうかくらい。それでも疲れるという方は胸がつからないくらいでも大丈夫だと思います。
ただ、私の経験で言うと、アトピーの状態がかなり悪い最初の頃は、乳首がつかるくらいの量に入った方が早くよくなります。
お湯の温度は、夏は38度、春、秋、冬は39度で入ります。(春や秋でも暑い時は38度でOKです。)
汗がだらだら出るほど、治りが早いのが実感です。
なので、汗がなかなか出てこない冬は、顔や首、頭は夏よりちょっと悪化してました。
あと、お風呂には水を1リットルくらい飲みながら入ります。汗をたくさんかくので。
ただし、冷たい水は厳禁です。腸にダメージを与えるので、ぬるめの水を飲みます。
私は、風呂の入り口にテレビとビデオを置き、中にTVゲームを持ち込んで、長時間の入浴を乗り切ってました。
今だと、スマホなどもあるので、色々時間をつぶす方法が増えたと思います。
あと、頭は自然食品店で売ってるシャンプーで洗ってましたが、体はシャワーを浴びるだけで石鹸は使ってませんでした。油がなくなってしまうので。
なぜ、湯治療法でアトピーが綺麗になるのかは、以前は分かりませんでしたが、何年か前に、体温を上げると免疫力が上がり病気が治る、といった内容の本を読んで、もしかして湯治で体温が上がるから良くなるのかなと思いました。
38度以上のお湯に長くつかれば、その間体温は38度くらいになって、風呂から上がっても結構長い間体は熱い状態です。
そしてさめてきた頃に、また風呂に入るので、一日の内、かなり長い間体温が高い状態になっていたと思われます。
で、結果的に免疫力が上がり、アトピーが良くなってたのかなと。
だからやめるとしばらくするとまた悪化するのだと思います。
最初に書きましたが、湯治療法はあくまで対症療法で根治はしません。
私はかなりの年数行いましたが、上記に書いたとおり、湯治をやめて1年くらいたつと、だんだんアトピーが出始め、じょしょに悪化していきます。
なので、あくまでメインは食事療法で、状態がひどい場合に、緊急対処的に湯治療法を平行して行うと良いと思います。
水素水風呂
現在湯治療法はせず、食事療法だけしてるのですが、別の記事でも書いたように気がゆるんで色々食べてしまい、ちょっと悪化した状態になってしまいました。
そんな時に、TBSの番組「健康カプセル!ゲンキの時間」で水素水風呂でアトピーが良くなったとやっていたので飛びつきました(笑)
番組では水素生成器を使ってましたが、まずは効果を試すため、番組で紹介されてた水素水研究の第一人者の太田成男教授が、ブログで紹介していた入浴剤をを試しました。
(以下その記事です)
http://shigeo-ohta.com/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%A3%E3%81%A8%E4%B8%80%E8%A8%80/#34
私には効果があったので、番組で順天堂大学病院で患者さんに使っていた水素生成器がH-Potだとネットに出ていたのでそれを購入し、今は2日に一回30分入っています。
ただ、かなり状態のひどい人は毎日30分入っても、劇的に良くなるとは思えないので、やはり最初に書いた湯治をやった方がいいと思います。