おいていくぼくが進むから世の中が進むから昨日は今日とつながらないだから待てよ、ときみが笑いながらこの世に残す爪痕もちろん演舞なんだよでもね一瞬のなかに真実がある今日が明日につながりそうな、ね判断は任せるおいていくからここにどうしても誠実でありたくてさおいていくのはきみじゃない今日と明日の間で眠るベッドも見失ったぼくのほうさ
駆けていくきみと聖夜はきみが駆けていく恐がりながらでもそんな自分を振りきるようにぼくは遠くて手を差し伸べたくてもそれがかなわないせめて置いてきぼりにならないようきみのエリアのそばに追いついておく進んできた距離とその速さを想うきみがエネルギーにしたもののなんでもなさそれがまたいとおしい聖夜はまた独りで過ごす遠くからきみを見ながら
きみにように生きなくたってきみがそうであったようにいまがいちばんしあわせだと思えなきゃいけないない、ということが不自由ではなくとても自由なことだと思えなきゃいけないわかってはいても僕は焦りを感じていて頭痛も止まないきみにように生きなくたって